「春になって何だか野良猫が活発になってきた。」
「マーオっ・・・。マーオっ!って猫が鳴いてるんだけど、何だろう?」
こんなことを感じてはいませんか?
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
長い冬が終わり、春・初夏は猫にとって過ごしやすい季節。
この時期に野良猫は活発になります。小鳥やカエルなどの餌も増え、糞被害も多くなります。
さらに困ったことに、春~夏は猫の繁殖期になります。
当記事では春~夏に猫よけが必要な理由を詳しく解説します。どうぞご覧下さい。
1.野良猫の発情期について
猫は1月半ば~2月末までに発情し始めます。
3月~8月に本格的な発情期を迎えます。発情期は数回あり、1回が5~10日ほど続きます。9月ごろ~1月までは発情しません。
猫は生後7ヶ月で交尾が可能になります。
夏に生まれた子猫が翌年の春には子猫が産めるようになるのです。そのため、猫は一気に数を増やします。
猫は交尾で排卵するため高確率で妊娠します。
猫の繁殖力に関してはこちらの記事もご覧下さい。
2匹の猫が10匹以上に増える危険があります。
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①『マーオ・・・』という鳴き声は猫の発情サイン
発情期の猫は皆さんもご存知のとおり「ニャーニャー。」「マーオ、マーオ。」と言う声で鳴きます。
昼より夜に鳴くことが多く、普段より大きな声を出します。
普段落ち着きのある猫も落ち着きが無くなります。
雌猫は尾を横に出し、後ろ足で地団太を踏むような行動を取ります。これを「ロードーシス」と言います。
問題なのが「尿の回数」が増えることです。マーキングも頻繁になります。
雄猫の縄張り意識が強くなるため、春~夏は車の猫被害が増えます。
2.春~夏は猫の縄張り意識が強くなり、被害が増える
当ブログで何度もお話していることですが、猫は縄張り意識の強い動物です。
庭の素材を固いものに変えても、そこを猫が縄張りと思っている間は糞尿をします。
発情期は特に縄張り意識が強くなります。
雄猫がマーキングの回数を増やすのもそのためです。
あなたが十分な猫よけをしないまま春~夏を迎えた場合、猫の糞尿被害が増す恐れが有ります。
春夏は気温が上がり虫も増えるため、猫の糞尿が臭うようになります。
まずは猫の臭いを消すことから始めましょう。
猫の臭いを消すには忌避剤やハーブがお勧めです。
大切なのは糞尿を放置しないことです。
猫の糞尿を放置すると、猫はそこが自分の縄張りだと認識します。
①猫の出産できる場所を無くそう
庭の屋根がある部分に段ボールゴミを放置していませんか?
プラスチックの箱を置いていませんか?猫が出産する恐れが有ります。
猫は暗くて落ち着ける場所で出産します。ブロックで高さの出してある倉庫の下やウッドデッキの下は要注意です。ガレージで出産したケースもあります。
そうならないよう、猫が入り込みそうな場所は封鎖して下さい。
封鎖できない場合は超音波器や忌避剤で猫の落ち着けない空間造りを意識しましょう。
猫は子猫に教育します。
あなたの庭で産まれた子猫はあなたの庭を縄張りにする危険があります。しかし、子猫は可愛いので猫よけをすると良心が傷むでしょう。
子猫を産ませないことが一番の子猫対策になります。
まとめ
私の家の近くでも猫の鳴き声が聞こえるようになりました。
取りあえず庭には猫が入った形跡はありません。
ですが、忌避剤だけは定期的にまいて置こうかなと考えています。
本格的な春を迎える前に、皆さんも何かしらの猫対策を行いましょう。
猫対策をしないと猫は一生あなたの庭をトイレにしますよ。