マイホームの野良猫被害にもっとも効果的なのが「フェンス」です。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
猫が物理的に入れないようにすれば全てが解決します。
しかし、どのようなフェンスを建てるのか。隙間はどうするのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は野良猫問題に効果的なフェンスの話をします。
1.猫対策になるフェンスとならないフェンス
例えばこんなフェンス。
これって効果があると思いますか?もちろん無しです。
理由は、
- 高さが無い
- 隙間がある
の2つです。
野良猫対策になるフェンスとは、
高さ1m以上
猫が面倒だと感じる程度の隙間しかない
の2点が必須です。
①猫よけに高さ1m以上のフェンスが必要な訳
猫は助走無しで1m50cmも跳べます。人の肩ほどあるブロック塀の上も登れてしまいます。
そこで、一定の高さのフェンスが必要です。また、ブロック塀のように猫がフェンスの上を歩くことができる形も止めましょう。
私の経験上、1mの高さがあれば猫は飛び越えません。
私はこのフェンスを庭に設置しました。上下に2枚重ねることが可能なので、縦に2枚を並べた形になります。
1度も飛び越えられたことはありません。
②フェンスに隙間はOK?!
このタイプの木製フェンスでは下に隙間が空いてしまいます。これは猫がくぐれるほどの隙間です。しかし、猫がここを通ったことはありません。
他に通りやすい場所があればそちらを通ります。
わざわざ、頭を下げてくぐったり、飛び越えるという動作をしないのです。
緊急事態の場合は逃げ道として使われてしまいます。その際はトゲトゲシートで隙間を埋めておきましょう。私もトゲトゲシートを設置しました。
庭に大きめの石(ガラ)がある場合、フェンスの下に石を置くことで侵入防止できます。
レンガも安価で大きいため効果的です。
猫は雑草を嫌うため、わざとフェンスの下部分だけ雑草やハーブを植えるももお勧めです。
③フェンスは子猫に要注意
ただし、子猫は体が小さいため気軽に侵入します。
子猫は好奇心が強く、猫よけ装置に関する危険も感じないため猫被害の原因となります。
子猫が侵入する姿を見て親猫が入ってくるパターンもありました。
フェンス下の隙間埋めは子猫も入ってこれないように厳重にしましょう。
2.猫よけフェンスの素材は?タイプは?
フェンスであれば素材にこだわる必要はありません。
ネットでも猫は入ってこなくなります。しかし、強度や緊急時の飛び越えやすさに違いは出てきます。
私が設置したのは木製フェンスだったので爪とぎにならないか不安でした。現状、爪とぎに使われたことはありません。
不安なら金網タイプのフェンスが良いでしょう。しかし、金網タイプはフェンスの先が見えてしまいます。そうすると、猫が飛び越えやすくなります。飛び越えた先の空間が分かるためです。
ボーダータイプの木製フェンスであれば、フェンスの上を歩かれる不安もありませんし、
自分で設置も簡単です。(土に穴をあけて埋めるだけ。または、コンクリにはめ込むだけ。)
①猫よけ用フェンスを庭に設置する費用について
私は幅1270mmのフェンスを2台設置。
合計で26,900円かかりました。
施工時間は4時間ほど。庭に穴を掘って軸を植え込むのに時間がかかりました。
業者に頼むと10万円以上必要です。まずはDIYをご検討下さい。
木のポールを買ってきて、その間にネットをつけるだけでも効果があります。
まとめ
可能ならマイホームを建てる際に敷地をフェンスで囲うべきです。
特に、
- 公園の近く
- 畑の近く
- 猫よけ用品がホームセンターで大量に売っている
なら要注意。
それだけで猫被害は激減します。玄関から庭へ入ってくる恐れがありますが、進入経路が1つなので対策が容易なためです。
猫対策は同時に防犯対策にもなります。せっかくのマイホームを猫の糞尿で汚されるより、お金を払って事前に対策することをお勧めします。