花壇や家庭菜園が猫のトイレになった場合の3つの対処法

「せっかく植えた野菜の横に猫の糞がある!」

「花壇って猫よけ忌避剤使って良いの?花に害が無いの?」

当記事では花壇･家庭菜園の猫よけ方法をご紹介します。

 

猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。

猫の糞は危険な寄生虫や病気を持っています。

家庭菜園場所や花壇に猫の糞があった場合は即対処が必要です。

しかし、花壇や家庭菜園で猫よけをするのは注意が必要です。植物が枯れる恐れがあるためです。

今回は花や野菜に影響の無い猫よけ方法を具体的に3つお話します。

楽しく美味しい野菜を育てるため･家族の安全を守るため、即実践しましょう。

 

花壇や家庭菜園で使ってはいけない猫よけ方法

まず、花壇･家庭菜園で使ってはいけない猫よけグッズを知っておきましょう。

以下の3つは使ってはいけません。

 

 

まず猫よけ薬剤は危険です。

人の口に入れてはいけない成分が入っていたり、植物に悪影響を及ぼす危険があるためです。

酢も植物を枯らす効果があります。

ハーブは繁殖力が強すぎるため、雑草以上に植物の栄養を奪っていきます。

家庭菜園･花壇の猫よけは植物に悪影響が無く、広範囲をカバーできるものを選ぶ必要があります。

そこでお勧めなのが以下の3つの方法です。

1.先が尖っているフェンスや猫よけネットで花壇を覆う

この写真のように、先がちょっとだけ尖っているフェンスで家庭菜園を区切りましょう。

そんなに背丈の高いものじゃなくてOKです。猫が飛び越えないといけない程度の高さ･･･20～30cmの高さがあれば良いでしょう。

これで家庭菜園を細かく区切るのです。

私の体験になりますが、猫はあまりに狭い場所ではトイレをしません。私の自宅のポスト付近も猫のトイレになっていたのですが、木製フェンスで区切っただけで糞をされなくなりました。(掘り返した後は発見しましたが。)

ただグルッと囲うだけでは猫が飛び越えて終わりです。

そうではなく、区切ることが大切です。

フェンスが無ければ割り箸でも構いません。

割り箸の先端を尖らせて、花壇や家庭菜園場に細かく刺すだけでも猫よけ効果があります。

割り箸ならトゲトゲシート的な効果も発揮します。

①家庭菜園･花壇を猫よけネットで囲む場合の注意点

猫よけネットは写真のように『ピン』と張らないといけません。

ネットの下には重石を置いて猫の通り道を無くす必要があります。

花壇･家庭菜園場を猫よけネットで守る場合、

• 支柱の本数を多くする
• 支柱の上･真ん中･下の全てをネットとタコ紐で結ぶ

という準備が必要です。

ネットに隙間ができて猫が通り抜けてしまえば効き目はゼロです。

2.薄めた木酢液を猫よけ忌避剤として使う

photo by:トヨチュー

木酢液は炭を作る時の水蒸気を冷やして液体にしたものです。色んな有害物質を含んでいるんですが、それをろ過して取り除いたものが販売されている木酢液です。

特徴は以下の通りです。

土壌に散布すると、木酢液に含まれる様々な有機物が、土壌中の微生物を活性化し、徐々に有機質が豊富な良い土に変化していきます。木酢液の匂いをかぐと、焚火をしたときのケムリの匂いのような感じがします。この匂いを苦手とする生き物が多いようで、害虫が寄ってこなくなったり、野良ネコよけの効果があったりすることも知られています。

by:All About

木酢液は猫よけ･虫よけ･土壌改善の3つの効果が期待できるので、家庭菜園の猫よけには最適です。

ただし自然素材の物なので臭いが消えやすいです。

私が使った感想として、湿度が上がると臭いが消えます。雨だと簡単に流れてしまいます。

500倍に薄めて使うので、1本購入すれば長く使えます。猫よけグッズの中ではランニングコストが安いため、毎日使用するようにしましょう。

3.猫よけ超音波器を家庭菜園･花壇に設置する

猫よけ超音波器は人には聴こえないのに猫には大音量で聴こえる周波数帯(20khz以上)をセンサー感知で発生する機械です。

個体差はあるものの、現在一番人気の猫よけグッズです。

人気の理由は広範囲をカバーでき、物に害が無いため。

車の近くでも使えますし、野菜や花にも悪影響がありません。普通の家の庭程度なら2つで完全にカバーできます。

ただし、不良品も多いです。2,000円前後の安い物は防水タイプなのに雨で壊れてしまったり、初期不良で動作しないこともあります。

①花壇に最適な猫よけ超音波器について

猫よけ超音波器は種類によって設置方法が違います。

花壇･家庭菜園に使いやすいのは『地面に突き刺すタイプ』です。

野菜や花の間に設置できるため、花壇･家庭菜園場から直接超音波を出せます。

ただし、花壇･家庭菜園場は水をやらなければいけません。

高い防水･防塵性のあるタイプを強くお勧めします。

まとめ

私も庭で果物を育てたかったんですけど、猫が糞をしていたので止めました。ショックでしたねー。

でも猫の糞の横で育った野菜や果物を食べたくありませんし。特に根菜なんて臭いが付いてそうで嫌ですよね。

猫の糞は妊婦さんに危険なトキソプラズマがいます。

>>　妊娠初期は猫に注意!胎児に悪影響の「トキソプラズマ感染症」

こいつは土壌でもしばらく生き続けますので、妊婦さんが猫の糞近くにあった野菜を食べると感染する危険があります。

家庭菜園と猫対策は切っても切れない関係にあります。

いざとなればセンサー感知式のスプリンクラーも販売されています。今回ご紹介した3つは特にお勧めですが、それ以外のグッズも色々と試してみましょう。

 

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