「あー!また野良猫が庭で糞した!あの三毛猫め・・・。もう、エアガンで撃って脅かしてやろうかな。これなら絶対に来ないだろう。」
という考えはダメです。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
エアガンで猫を撃つのは違法です。というのも、動物愛護法違反で摘発例があります。
当記事の内容はこちら
- 野良猫をエアガンで撃った人の実例
- 野良猫ストレスが限界になってしまったあなたへ
猫被害って受けた人しか分からないんですよね。毎日ピンポンダッシュされてるみたいに、少しずつイライラがたまってきます。猫を攻撃したくなる気持ちは分かります。
でも、猫よけにもルールがあります。あなた自信がダメになったら意味がありません。
1.野良猫をエアガンで撃った人の実例
猫は愛護動物なので法律で守られています。
第四十四条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金に処する。
エアガンで撃つのはもちろん、水鉄砲で威嚇するのもダメ。猫は体温調整が苦手なので水を浴びると命の危険があります。
エアガンに関して言えば実際に書類送検されるニュースがあります。
実例をご紹介します。
「猫よけ超音波器や動物よけスプリンクラーは法律で問題ないの?」と思いますよね。あれはセンサー稼動するもの+自分の敷地内のものです。
超音波器に限って言えば猫を傷つけることはありません(嫌がらせだけ)。
スプリンクラーも猫よけというより防犯上のアイテム扱いになるので問題がありません。あくまで野良猫が勝手に侵入して引っかかった。というスタンスになります。
実例① 猫にエアガン発射で書類送検
愛知県で猫にエアガンを発射した人が軽犯罪法違反(危険物投注)として書類送検されています。
撃たれた猫の捕獲が困難だったため軽犯罪法という対応になりました。
(1年の懲役または100万円の罰金です。)
実例② 他人の飼い猫にエアガンで書類送検
大阪で他人の飼い猫をエアガンで撃ったとして動物愛護法違反(虐待)の疑いで書類送検されました。
餌を上げた時に指を引っかかれたので、その腹いせだったとのこと。
参考 朝日新聞デジタル
エアガン以外のものでも『銃っぽいもの』を向けてはいけない
水鉄砲やエアガンじゃなくて、音の鳴るタイプの銃系おもちゃってあるじゃないですか。
こういうものも猫には向けないほうが良いです。
というのも野良猫のいる場所って必ず『野良猫好きな人』が一定数います。
彼らに取っては野良猫対策が『野良猫イジメ』にしか見えません。
何かを野良猫に向けている時点で攻撃と思われてしまい、近所の噂にされる危険があります。当ブログで口が酸っぱくなるくらい言っていることなのですが、猫問題よりご近所問題の方が怖いです。
その点は気をつけましょう。
2.野良猫ストレスが限界になってしまったあなたへ
普通の精神状態だと猫を攻撃するって想像もしません。
「猫 エアガン」とか「猫 水鉄砲」「猫 駆除」で検索してしまったあなたは『猫ストレスによる抑うつ状態』だと考えられます。
私も半年以上猫の糞に苦しんだときに怒りで頭が痛くなりました。顔も真っ赤。気持ちは分かります。
私の場合は『最新の猫よけ機器を試してみよう』という思考になりました。
猫ストレスが限界の時の猫よけについて
忌避剤のような『消費的な猫よけ』はダメ。
数日後に再び糞をされます。二度と糞をされない、野良猫をギャフンと言わせる決意じゃないとあなたのストレスは無くなりません。
ちなみに私が試したのは猫よけスプリンクラー。
糞をされていたのが隣家との境界だったので、そこに長いホースを使って設置しました。
効果や設置例に関しては以下の記事をご覧下さい。
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【設置できれば効果100%】猫被害にもっとも効果のあるグッズがこちら
続きを見る
※ソーラー式のものも販売されています。確実に作動させる必要があるので乾電池式を強くお勧めします。
これで隣家との境界は糞をされなくなりました。問題は庭。
庭に関しては猫よけ超音波器とフェンスでガードしました。そう、わざわざ新しいフェンスまでDIYで設置したんです。
猫ストレスでヒステリックになる原因は『猫よけの方法が分からなくて手詰まり』だから。するべきことが分かればまだ耐えられますよね。
当ブログでは猫よけの手順も1から解説しています。こちらの記事を全て試しつつ猫よけを続けてみましょう。
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猫よけの手順【初心者が1ヶ月で被害ゼロにできる情報】
続きを見る
まとめ
子どもと一緒に水鉄砲で猫よけしてた家族の話を聞いたことがあります。
常識的に考えたら猫は可愛がるもの。水鉄砲で撃つものじゃありません。教育上もよろしくないですよね。
ご近所さんって2階からこっそり見てます。
小さなことが学校でのいじめなどにつながります。そのくらい考えて猫よけ方法を選びましょう。
以上、「猫よけとして、野良猫をエアガンで撃ってはいけません『摘発例あり』」という記事でした。