「猫よけ忌避剤を使ってみたいんだけど効果ってあるのかな?臭いがするらしいけど、臭いで猫が逃げていくって良くわからないし…。」
という疑問にお答えします。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。隣が猫屋敷で1年以上猫よけを研究・実験してきました。
当記事の内容はこちら
- 粉タイプの猫よけ忌避剤を使った結果
- 猫よけ忌避剤は意外と便利?!使ってみた結果を紹介
ホント野良猫被害って悩みますよね。実際に毎日2個以上の糞をされてきた私なのでお伝えできることがあると思っています。
猫よけ忌避剤について販売メーカーは「2~4週間効果が持続する!」と言っていますが、実際はどうなのか気になりますよね。2~4週間という期間も幅が広すぎますし。
そこで、実際に使ってみてどの程度の効果なのか実験してみました。どうぞご覧ください。
1.粉タイプの猫よけ忌避剤を使った結果
私が実際に使ったのがこちら。薬局で見かけるフマキラーの「強力猫まわれ右」です。
その後、『犬猫まわれ右』という名前になりました。かなりの容量があるため、1本で玄関・庭・家の外周全てに使えます。合計で3回分になりました。
さて、実際に使ってみたところ・・・。
効果アリ!
でした。
猫が糞をしていた場所に使ったところ、3日間は糞がありませんでした。庭・玄関・外周の全ての場所に効果がありました。糞だけでなく尿やマーキングもされていません。猫が寄り付かなかったためです。
① 猫よけ忌避剤の効果期間はバラバラ
1回目の使用結果
4日目。糞をされました。
しかし、糞の数は1つだけ。それまでは1日に2つの糞がありました。個体により効果が違うようです。
1週間後。糞の数が2つに戻りました。この時点で効果がゼロになったと言えます。
2回目の使用結果
使用後、翌日に雨が降りました。
雨が降った次の日。糞をされました。
臭いが雨で消えてしまったようです。薬剤をまいた場所では私もハーブ系の臭いを感じておりましたが、雨の翌日は無臭になっていました。
雨でも臭いが残るとの話でしたが、本降りの場合は臭いが消えてしまうのでしょう。
結果、猫よけ忌避剤の効果期間は天気と猫の性格によりバラつきがあることが分かりました。
そこで猫よけ忌避剤を利用して自作の猫よけも作成しました。忌避剤の効果が長持ちするようになっただけでなく、マンションやアパートのベランダで効果的に使えます。
作り方の手順は『猫よけグッズを自作『忌避剤の効果を高める牛乳パックの使い方』』をご覧下さい。
忌避剤をまく量によっても効果は変わります。「たくさん使うと勿体無いなぁ。」と思って、まく量を減らすと効果は半減します。注意しましょう。
2.猫よけ忌避剤は意外と便利?!使ってみた結果を紹介
薬剤タイプの忌避剤を使ってみて分かったことがあります。
- 雨が降らなければ、数日間は効果抜群!
- 使用方法が簡単
- 玄関にも使用できる
- お客さんが来る日に目立つ猫よけグッズを片付けられる
上記のとおりです。
残業等で忙しい日、家をしばらく空ける時、猫よけ超音波器など他の猫対策グッズに猫が慣れてしまった際の一時的な使用など、使える場面がたくさんありました。
忌避剤は必ず効果が薄れます。
そのため、お金が掛かると1度も使用しない人も居るでしょうが、便利は便利です。
特に他の猫よけグッズは玄関での使用が難しいんですよ。
センサー式スプリンクラーは効果絶大ですが、人の出入りがある場所では使えません。超音波も玄関先に設置すると「猫よけしてるな。」と近所の人にバレてしまいます。
まくタイプの忌避剤は除草剤と一緒の見た目です。何のための薬剤か見ただけでは判断できません。
① 野良猫のしつけにも使える
野良猫は誰もしつけをしていません。
家猫が特定の場所でトイレをするのは飼い主がしつけをしているからです。間違った場所で糞をした場合に叱っているからです。
猫にトイレを覚えさせる基本は、
- トイレに便利な場所を作る
- 1度糞をした場所の臭いを消すこと
- 糞をして欲しい場所に臭いを付けること
です。
今、あなたの家は野良猫のトイレに便利な場所となっており、猫の臭いがついています。
忌避剤は糞をされた場所の臭いを変えることができますので、野良猫のしつけに使えます。
他の猫よけグッズを使うと共に、糞をされた場所に忌避剤をまくことでトイレでは無いことを覚えさせることができます。
② 1泊2日の旅行時の猫よけに忌避剤が便利
猫よけ超音波器やフェンスの設置などの本格的な猫よけをしていない時。旅行に行くと猫の糞だらけになります。
取り敢えずの猫よけとして忌避剤はオススメ。
多めにまいておけばかなりの臭いを出します。旅行前に玄関や庭にまいておきましょう。
3泊4日以上の旅行でも雨が降らない前提なら使えます。
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猫被害に合っているけど旅行に行きたいなと思っているなら、合わせてご覧下さい。
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③ 固形なので目立つのには要注意
猫よけ忌避剤は液体と固形タイプあります。
当記事でご紹介した『犬猫まわれ右』は固形タイプ。雨が降らない限りしばらく形が残ります。臭いが無くなった後も残ります。およそ1ヶ月くらい残ったこともありましたね…。
玄関で使うと「あ、何か薬剤まいたんだな。」ってばれちゃいます。近くに猫好きな人がいる場合は注意しましょう。
まとめ:忌避剤はあれば便利
忌避剤は消耗品なので高価です。しかし、1本は持っておきましょう。絶対に猫を寄り付かせたく無い日に使えますよ。
ゴキブリホイホイ見たいな設置型の忌避剤もありますが、これは効果がありませんでした。臭いの範囲が狭いためです。
猫よけ忌避剤なら薬剤・液体タイプをオススメします。
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