「野良猫への嫌がらせにテグスや釣り糸で歩きにくくしたらどうだろう。猫の目からは見えないだろうから、不快感で猫よけになるんじゃないかな。」
という疑問にお答えします。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
隣家との境界とかテグスで封鎖すれば猫よけになるって思いますよね。あんまりお勧めしないです。ちなみに私の家の場合は猫よけネットで封鎖しました。
猫よけは『猫に侵入を許さないもの』です。
テグスは猫に侵入を許しちゃってます。だからお勧めしません。どちらかと言えば『フェンスなどの侵入防止猫よけグッズ』は猫から見えた方が良いです。
当記事の内容はこちら
- テグスを使った猫よけのメリット・デメリットについて
- テグスと猫よけネットの違い
「すぐ猫よけしたいけど、手元に釣り糸やハンドメイドで使うナイロン製の糸しかない!」というあなたは取り敢えずの手段としてテグスが使えます。
1.テグスを使った猫よけのメリット・デメリットについて
テグスを猫よけに使うメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
メリット:安価で景観を損なわない
デメリット:猫の侵入を許す。鳥が引っかかる可能性がある
猫よけグッズはそれぞれ『種類別』に分けることができます。
臭いを出すものは全て忌避剤。ハッカ油だろうがハーブだろうが『臭いの猫よけ』なので忌避剤の仲間です。
テグスは『ネット』の仲間。さらにまとめると『侵入防止の猫よけグッズ』になります。テグスはその中でも下位のグッズです。
メリット:安価で景観を損なわない
テグスは安いです。100円均一で買えます。
細いナイロン製なので遠くからだと見えません。タコ紐と違って劣化しにくいのも嬉しいポイント。
ほとんどの猫よけ製品って目立ちます。
だから猫よけ超音波器のガーデンバリアミニも『可愛らしいオブジェ的な姿』をしていますね。少しでも家の雰囲気に馴染ませようとする努力です。
番人くんも見た目は悪くないんですけど、地面に突き刺すと不自然な印象は出ます。
テグスが他の猫よけグッズと違うのは『見えない』こと。これがテグスを猫よけに使う最大級のメリットです。
デメリット:猫の侵入を許す。鳥が引っかかる可能性がある
デメリットは2つ。
まず1つ目が猫の侵入を許してしまうこと。猫はそこにテグスがあるなんて分かりません。そもそも見えませんからね。
歩いていて「ニャっ!何かにぶつかったニャ!」みたいに思って逃げてきます。
猫は『縄張り意識』の強い動物。
侵入を許した時点でどこかにマーキングする可能性ってありますよね。そしたらあなたの庭は『テグスの無い場所まで』は猫の縄張り。
適当な場所に糞をされて終わりになる危険があります。
もう1つが『鳥が引っかかる』こと。
鳥よけにテグスって使うじゃないですか。ベランダとかに放射状に付けるイメージですね。
こんな感じで売ってます。
庭や隣家との境界に設置しているとスズメやカラス、ムクドリ、セキレイが引っかかる可能性があります。鳥獣保護法でも守られてますし、鳥には恨みがありませんよね。
単純にテグスの状態も悪くなるので猫よけ効果が無くなります。
テグスに引っかかった鳥を狙って野良猫がやって来る恐れもあります。
2.テグスと猫よけネットの違い
おなじ『侵入防止』の猫よけグッズである猫よけネットとテグスを比較します。
これが分かると、
「うん。テグスを買うより100均で猫よけや動物よけ用のネット買った方が良いね。」ってことが分かります。
テグス:点でしか効果を発揮できない
テグスは細い糸です。
猫よけに使うとしても1本では効果的じゃありません。猫が普通に歩いていてテグスをまたぐ可能性もあります。
『SF系映画の触れてはいけないセンサー』のように、あちらこちらに張り巡らさないと効果を発揮しません。固定も大変です。
テグスは『線』である以上、点単位でしか猫よけ効果を発揮できません。
ネット:面として猫の侵入を防げる
猫よけネットは面として猫の侵入を防げます。
このように猫の通り道をまるっとふさぐことができます。
これを猫が見た場合、
と判断して避けてくれるようになります。
猫はいつも逃げ場を確認しながらパトロールしています。あなたの庭の出入口が一箇所だけになっていた場合、何度か驚かすと「危険な場所」と判断して入ってこなくなります。
見た目とかを置いといて、猫よけ効果が高いのは猫よけネットです。
まとめ:100円均一で動物よけネットを買いましょう
ちなみに、あなたもどこにテグスを設置したか分からなくなって引っかかると思います。
私も猫よけスプリンクラーのセンサーに引っかかってびしょぬれになった経験がありますから。
猫よけに『難しいグッズ』を使う必要はありません。侵入防止したいならネットやフェンスで十分。トゲトゲシートを横向きに取り付けたって構いません。
もし、猫よけ用としてテグスを買おう!と思っているなら猫よけネット買った方が良いですよ。
以上、「『面倒…』テグスを使った猫よけについて『ネットを使うべき』」という記事でした。
猫よけグッズの完全マップ『野良猫被害ゼロを実現する最新情報』
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