「野良猫の被害に困っているけど、たった2匹だからそのうち無くなるでしょ。」
と安心していませんか?
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
ネズミの繁殖力は知られていますが、実は猫も同じような繁殖力を持っています。
たった2匹の野良猫が1年後には15匹以上になる恐れがあります。
当記事では野良猫の繁殖から出産時期・出産場所まで詳しく解説します。
あなたの家の近くで野良猫が繁殖しないよう、お役立て下さい。
1.猫の繁殖力について
猫は繁殖力の強い動物です。
- 1年に2~3回の出産が可能
- 妊娠率はほぼ100%
- 1度のお産で5~6匹の子猫を出産
以上の3点から1年で15匹以上に増える可能性があります。
野良猫の寿命は飼い猫と違って短め。およそ4~5年です。
交通事故や栄養不足が原因です。
それを補って増える繁殖力を持っています。
①猫の初妊娠可能時期
個体差がありますが、
- 通常6~9ヶ月
- 早いと4ヶ月 遅いと12ヶ月
で妊娠ができるようになります。
1年以内に子猫を産めるようになるって凄いですよね。
数字上では、1年で15匹に増えた猫は2年後には100匹を超えることも可能です。
②交尾排卵
猫は交尾の刺激により排卵を行う交尾排卵の生物です。
そのため、妊娠率がほぼ100%となります。
③猫は栄養で繁殖力が決まる
猫の発情期は猫の体力によって変わります。
餌をしっかり貰った猫は1年に3回の発情期をむかえます。
近所に餌をやる人が居るのなら、猫が増える可能性は高くなります。餌を貰えることにより、寿命も延びます。
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私が実際に相談した結果です。
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2.野良猫の出産場所・出産時期について
その猫の栄養状態によって出産時期は変わります。
基本的には野良猫が発情するのは3月と9月。
「マーオ。マーオ・・・。」という、ニャーとは違う鳴き声を出すので直ぐ分かります。
猫の妊娠期間が65日前後なので、5月・11月に出産します。
出産場所は雨風の当たらない、狭くて暗い場所。
- 車の下
- 段ボール箱の中
- 倉庫の下
- ガレージの中
を好みます。
あなたの庭にこのような場所があると、野良猫の出産場所になる恐れがあります。
3.猫の世代交代によるデメリット
私は隣人が野良猫に餌をやり、子猫の出産も黙認している地域に住んでおります。
そのため、猫の世代交代を体験しました。
子猫は好奇心が旺盛であり、知識が無いため、
- 今まで猫が入り込まなかった場所に入ってくる
- 人を怖がらない
- 大人猫が嫌がって入らなくなった場所にも入ってくる
というデメリットがあります。
例えば、センサー式スプリンクラーや超音波器で猫が寄り付かなくなった庭があるとします。そこは機械を停止しておいても猫が入ってきません。猫が嫌な場所と学習しているためです。
子猫はその知識がありませんから、平然と入ってきます。もう1度、しつけをやり直さないといけません。
①野良猫の性格の違いに注意
人に性格があるように、猫にも性格があります。
臆病な猫は猫よけをすれば寄り付かなくなりますが、性格の荒い猫は嫌がらせをすることもあります。(玄関の真ん前に糞をするなど。)
嫌がらせというよりは縄張り意識の強さですね。「ここは絶対に渡さない。」と猫が考えるため、糞尿でアピールするようになります。
4.猫の繁殖を抑えるために
野良猫の繁殖を抑えるには以下の2点が考えられます。
- 地域ぐるみで猫を去勢させる
- 猫が繁殖しやすい環境を作らない
野良猫は捕まえるのが大変ですし、去勢もお金が掛かります。地域の中で猫好きな人が居るとご近所トラブルになる可能性もあります。
そこで、猫よけを活用し、猫が安心して出産できる環境を整えないことが大切です。
家の一角で出産されてしまうと、そこを拠点に行動されるようになります。
私が実際に使って効果のあった猫よけグッズをご紹介しています。
猫被害にお悩みなら、1度ご検討下さい。
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