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赤ちゃんの猫対策。ケガ無く同室で暮らすための5つの方法

猫と赤ちゃんのいる家

「家で猫飼ってるんだけど、もうそろそろ赤ちゃん産まれるのよ。一緒の部屋で暮らしてても大丈夫なのかな?猫って赤ちゃんに害があるの?」

という疑問にお答えします。

 

猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。

猫の習性や体質を研究しています。(以下の記事など担保になるかと思います。)

参考 猫の嫌いなもの7つがコレ『習性と体質から見抜いた弱点を紹介!』

赤ちゃんのいる部屋で猫を飼うのは注意が必要ですね。

 

当記事の内容はこちら

  1. 赤ちゃんと猫を同室で飼う5つの方法
  2. 赤ちゃんとトキソプラズマ菌の注意について
  3. 猫は『動物』。安心しきってはいけない。

 

「うちの猫ちゃんは優しいから大丈夫。」とか思ってはダメです。そう思って大型犬と赤ちゃんを同室していた家庭で噛まれて赤ちゃんが亡くなる事故も起きています。

猫も危険な爪・牙を持っています。そうならないよう、事前の対処は必須です。

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1.赤ちゃんと猫を同室で飼う5つの方法

まだらな毛並みの飼い猫

赤ちゃん(新生児~1歳までとします。)と猫を同室で飼う場合の方法は以下の5つです。

  1. 赤ちゃんをベビー用の蚊帳で囲う
  2. 就寝は赤ちゃんと猫を別の部屋にする
  3. 空気清浄機を常に稼動させる
  4. 音の鳴るおもちゃ、機械を使わない
  5. 猫用のケージを用意する

 

猫って個体で性格が全く違います。気性の荒い猫なら別室にすべき。穏やかな猫でも安心してはいけません。なぜなら、猫は子どもの行動が苦手だからです。

方法① 赤ちゃんをベビー用の蚊帳で囲う

赤ちゃんがずっと寝ている時期はベビー用の蚊帳で赤ちゃんを囲いましょう。

こんなモノですね。

強度は弱いですが、これがあるだけで猫が遠慮します。わざわざ破ったりはしません。

猫と赤ちゃんの同室で怖いのが『噛み付き』と『引っかき』。

「犬と違って大怪我にはならないんじゃないの?」

とか思ってると、目を引っかかれます。新生児は頭も柔らかいですし、子どもの皮膚って大人の2分の1の厚さしかありません。

とにかく近寄らせない。3歳くらいになるまでずーっと注意が必要です。

方法② 就寝は赤ちゃんと猫を別の部屋にする

猫は夜行性なので就寝時は赤ちゃんと猫を別室にします。

というのも、あなたが寝ている好きに猫が赤ちゃんを触る危険があるから。

赤ちゃんが0歳の頃は夜泣きであなたも眠れません。その状況で猫までプロレスをするとストレスも溜まります。あなたと猫のストレスを減らすためにも別室にしましょう。

ポイント

猫は耳が良いので高い音が苦手です。(耳の房毛で風向きや音波を感じられます。耳の筋肉も発達していて、後ろにも向けられます。)

子どもの泣き声は4Khz。かなり高い周波数帯です。なので猫には不快な音になります。

方法③ 空気清浄機を常に稼動させる

猫と同室の場合は空気清浄機を常に稼動させます。

猫の毛はアレルギーの原因になります。猫カフェとか行くと「30分くらいでくしゃみが止まらないこと」ってありますよね。あれもアレルギー。

猫が飛び回ると高い場所のホコリも落ちてきます。掃除機も小まめにかけましょう。

方法④ 音の鳴るおもちゃ、機械を使わない

赤ちゃん用のメリー

音の鳴るおもちゃや機械を使うのはやめましょう。

写真のような『メリー』を使うと猫が寄ってきます。プラプラ動く部分とゆっくりとした回転が猫の気を引くためです。

赤ちゃんがガラガラなるおもちゃを触っている時も要注意。

大きな音が嫌いなので猫のストレスになります。

野良猫ちゃん
急な動きやうるさい人工的な音が苦手なんだニャ!

方法⑤ 猫用のケージを用意する

猫用のケージも用意しましょう。

普段は放し飼いでも、絶対に『猫と赤ちゃんを同室に待機』する時間って出ちゃいます。そういう時に猫をケージに入れないと危険です。

ちなみに猫は狭い場所が好き。それなりに広くて清潔なケージなら快適です。喜んで入ってきますよ。

猫は高い場所が好きなので、以下のような高さのあるケージだと落ち着きます。

2.赤ちゃんとトキソプラズマ菌の注意について

猫は赤ちゃんに危険なトキソプラズマ感染症を引き起こします。

特に胎児に注意が必要ですが、赤ちゃんも感染すると発熱などの症状が出る危険があります。

詳しい危険性については妊娠初期は猫に注意!胎児に悪影響の「トキソプラズマ感染症」をご覧下さい。

妊娠初期は猫に注意!胎児に悪影響の「トキソプラズマ感染症」

続きを見る

基本的に猫を外出させなければOK

トキソプラズマ菌は猫への感染経路があります。

  • 豚肉の摂取
  • ねずみなど外部動物の摂取
  • 他の猫のトキソプラズマ菌の摂取

の3つですね。なので、ずーっと室内飼いにしていて、ゴミ箱を触らせなければまず大丈夫です。

ただし猫は自由に動きます。どこで何を食べているかなんて分かりません。重大なことなので日ごろから注意するのは安心です。

  • 猫の糞は即座に捨てる
  • 妊娠中の人は猫のトイレ掃除をしない

この2点は必須。守りましょう。

3.猫は『動物』。安心しきってはいけない。

どんなにしつけられた猫でも『動物』です。安心してはいけません。

 

犬の事件ですが以下のようなニュースがありました。

女児が家の中でハイハイしていたところ、男性の飼い犬のゴールデンレトリバー(雄・4歳、体重37キロ)に襲われた。犬は室内で放し飼いにされていたという。

噛まれた子は亡くなっています。

例えばチワワでも赤ちゃんに大怪我をさせることはできます。猫も同じ。

「うちの猫に限って赤ちゃんに悪さはしない。」という思い込みが事故の元です。

赤ちゃんと猫だけの時間を作ってはいけない

赤ちゃんと猫だけの時間を作ってはいけません。既にお話したように、そういう場合は『猫をケージに入れる』のが必要。

想像して下さい。あなたの猫があなたの赤ちゃんにケガをさせてしまった場合、責任を取るのはあなたです。しかも猫が何らかの処分の対象になります。

 

猫は性格上、人の子どもが苦手です。これを忘れないで下さい。

まとめ

猫と赤ちゃんを同室で飼っている人はたくさんいます。彼らはちゃんと準備をしていて、猫にも赤ちゃんにも愛情を持っています。

何度も繰り返してますが「一緒でも良いだろう。」みたいな、安易な気持ちはやめましょう。

 

もし私が猫を飼っていたら赤ちゃんと同室にはしませんね。

猫専用の部屋を作ります。猫のために子どもの視力が低下したとかつらいだけです。万が一に備えた対処をしましょう。

 

以上、「赤ちゃんの猫対策。ケガ無く同室で暮らすための5つの方法」という記事でした。

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  • この記事を書いた人

野良猫撃退SOS!編集部

念願のマイホームの横が猫屋敷。妻が妊娠していたこともあり、1年以上猫よけをし続けてきました。その研究成果をブログで報告しています。1人でも野良猫被害に悩む人を減らせたらと思ってます。

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