猫の通り道になりがちなのが隣地との境界です。
狭い隙間のため猫よけ方法も限られます。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
対策しないと猫のトイレになる危険があります。
庭と違い家との距離が近いため、家の中に猫の臭いが入ってきます。
さらに、虫を呼び込む原因となり、ゴキブリ等の不快害虫の発生源にもなります。
そこで当記事ではネットを使って簡単に隣地との境界を猫よけする方法をお教えします。
1.ネットで隣地との境界を猫よけする方法
ご用意して頂くのは100均一でも売っている、網目の粗いネットです。
画像のものよりもっとネットの網目が粗くても構いません。
細かすぎると猫がネットの上を歩けてしまいます。
TIPS:猫の身体能力
猫は軽い骨と強い筋肉により優れた運動能力を持っています。骨の数は人間より40本多い244本。犬よりもしなやかな骨格は、跳躍力だけでなくバランス能力も高めています。肉球の皮膚の内側にはたくさんの神経があり、足の裏に高い感知能力を持っています。
なので、猫の足がネットで絡まりやすいものを選びましょう
足が入ってしまうほどの粗さでも構いません。ネットでなくても、ガーデニング用プラスチック製の格子フェンスも使えます。
これをコンクリートと家の隙間に張ります。
これで猫に糞をされる被害が減ります。
①猫よけネットを隣家との境界に張る方法
猫よけネットを広げるだけでも効果がありますが、ピンっと張ることで効果が上がります。
- 支柱になるような杭(ピン)を打つ
- 杭に猫よけネットを固定する
この作業をしましょう。
このようなU字ピンだと簡単に固定ができます。
②猫が隣地との境界ネットを嫌がる理由
- 歩きにくい
- いざという時に足に絡まる
- 雨の後、水滴が付く
の3点が理由です。
猫は一匹で狩りをする動物です。
いつでも逃走経路を考え、相手の優位に立とうとします。通り道や逃げ道である隣地との境界にネットを張ることで良い道では無くなります。
ネットは水を弾きます。雨のあとはネットに水分が残った状態になります。
猫は体温調整の苦手な動物なので雨を嫌います。水分の残っているネットは猫にとって危険な植物と同様の効果になります。
③猫よけネットを張ると猫も糞もしづらい
猫は糞をする時に前足を踏ん張ります。この状態で後ろ足を上げて糞をします。
隣地との境界は狭いため、身体を通路と同じ方向に向けて糞をしなければなりません。
そこにネットが張られていると身体が空に浮いてしまい、前足を踏ん張ることができなくなります。
猫のトイレとして快適な場所で無くなれば、猫は縄張り内の別の場所をトイレにします。
トゲトゲシートの場合、設置方法が悪いと猫は平気であるけます。
トゲトゲシートは足を踏ん張れるため猫は糞をできます。
2.猫よけに網目の細かいネットを使う場合
猫の目は細かいものを認識できません。
フェンスでも人には何本も並んで見えている格子が、猫には1本に見えていることがあります。
網目の細かいネットを使う場合、釣り糸のように細く、細かいものを使いましょう。
猫には見えていないのに何かに触れられている状態になります。
細かい虫の通り道を防ぐための防虫ネットをオススメします。
①隣家との通路を猫よけネットで通行禁止にする場合
今回は『猫よけネットを地面に設置』しましたね。
もちろん、横向きに設置して猫を通れなくすることもできます。
こんな感じですね。
この方法の欠点は隣家との境界にフェンスが必須なこと。
もし、フェンスが隣家のものならフェンスに猫よけネットを固定できません。
1m近い高さが必要になるため、背の低い女性だとまたげない恐れもあります。
隣家との境界の横幅によって使い分けましょう。
まとめ
私の叔母さんの隣家が猫屋敷です。24匹の猫を飼っています。
いつも糞をされるため、隣地との境界にガーデニング用のプラスチック製格子柵を横にして取り付けていました。それ以後、猫が糞をする事は無くなりました。
ネットやフェンスを猫の通り道に使うのは効果が期待できます。値段も安いですし、設置も半日あれば終わります。
ただし、景観は損ないます。私たちもその道を使うことができなくなります。猫が多すぎてどうしようも無い場合の対処法にしましょう。
猫よけグッズの完全マップ『野良猫被害ゼロを実現する最新情報』
猫よけグッズ情報を随時更新しています。
-
猫よけグッズの完全マップ『野良猫被害ゼロを実現する最新情報』
続きを見る
人気記事 猫よけ対策グッズランキング!即日効果のあった厳選ベスト5