「猫よけにハッカって使えないのかな。スースーするし、ミントみたいな匂いで猫が嫌いそう。メリットやデメリットを知りたいな。ちょうど家にもあるから気軽に猫を撃退したい。」
という疑問にお答えします。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
正直言って猫よけにハッカ油は使えません。コスパが悪すぎます。10mlくらいの小瓶1本で作れるスプレーの量って知れてますし、猫よけスプレーは庭や玄関のそこらじゅうに使います。
…分量。足りませんよね。
ハッカはアロマとしても使えます。アロマの中には猫に有毒な成分があります。猫は肝臓が弱いので解毒できない成分があるためです。
ハッカ(ペパーミント)は猫に害があったと報告されています。
参考 猫にアロマは危険!?
当記事の内容はこちら
- 猫よけにハッカ油を使うメリットとデメリットを解説
- ハッカ油を使った猫よけスプレーのレシピ
- ハッカ油より猫よけに使える便利な方法
猫よけって情報が無さ過ぎて「ハッカ油人気なんだ。使ってみよ。」みたいに思うんですけど、面倒+手間じゃないですか。
これ以上猫よけストレス増やしたくないですよね。だったらまずは当記事を見てハッカ油を猫よけに使ったらどういうことになるのかをご覧下さい。
1.猫よけにハッカ油を使うメリットとデメリットを解説
猫よけにハッカ油を使うメリット、デメリットは以下の通りです。
- メリット:虫よけにもなる
- デメリット:高い・プラスチックを溶かす・効き目が短い
猫はミントや柑橘系の臭いが苦手なんで本屋や雑貨屋で売っているハッカ油に注目するのは良い事です。問題なのは『忌避剤の一種』という点。
忌避剤である以上、ずーっと継続してスプレーし続けないとダメ。
30mlのスプレータイプなら1回の猫よけで無くなっちゃいますね。何よりもコスパ悪すぎです。
メリット:虫よけにもなる
ハッカ油は色んなことに使えます。
- 入浴
- 虫よけ
- アロマ
猫よけ以外のことにも使えるのがメリットですね。特に虫よけは嬉しいです。
猫よけに『猫の嫌いな玉ねぎのみじん切り』をまく人とかいますけど、猫はいなくなってもゴキブリが増えます。野良猫はゴキブリも食べるので最終的に野良猫が寄ってきますね。
だから猫よけ+虫よけに使えるって大きなメリットなんですよ。
デメリット:高い・プラスチックを溶かす・効き目が短い
デメリットは…残念ながらたくさんあります。
まず価格。
良く本屋とかで売ってるハッカ油って1本1,000円くらいします。猫よけ忌避剤なら500円で買えます。
ハッカ油はプラスチックを溶かします。スプレーボトル容器がプラスチックだった場合に内容物が漏れ出す恐れがあります。
最後は効き目。雨が降ったら終わりです。
当記事最初にもお話しましたが、ハッカ(ペパーミント)は猫に有毒です。
そういう意味でも使うべきではありません。
ハッカ油で猫よけをした場合の持続時間について
1日です。2日は持ちません。
なぜなら『液体』だから。湿気でも流されますし、どんどんしみこんで吸収されます。
だから猫よけ系のスプレーってほとんど効果がありません。猫よけ専用に作られた固形の忌避剤でもギリギリ1週間持つかどうか。
雨の翌日は効果激減。1日しか持ちません。
それならボトルか何かにいれて穴を空け、上から吊るすことをお勧めします。
2.ハッカ油を使った猫よけスプレーのレシピ
まずハッカ油を購入します。
単純にアマゾンで安いのを買いましょう。
これを空のスプレーボトルに水をたっぷり入れた後に5滴入れます。精油なので水に溶けませんが、臭いがうつれば良いので使用時に振るだけでOKです。
※スプレーボトルはプラスチック以外の材質を選びましょう。
使い方は猫の通り道や糞尿された場所に噴射するだけ。
猫よけに『スプレー系』はオススメしません
当ブログでも猫よけに使えるスプレー系グッズを作ってきました。
参考 猫よけスプレーの作り方。ハーブより楽『忌避剤』を溶かす方法を解説
あまりお勧めはしていません。以下の3つが理由。
- 作るのが面倒
- 毎日スプレーしないとダメ
- 小雨で効果がゼロになる
ハッカ油も忌避剤の仲間。しかもハッカ油は猫よけスプレーの材料としてしか使えません。
「さ、今日も家中を猫よけのためにスプレーしてこようかな…。ハァ。」
みたいな状況になるので単純に大変です。
3.ハッカ油より猫よけに使える便利な方法
猫よけにハッカ油を使うくらいなら以下の方法をお試し下さい。
- 入浴剤を入れた残り湯をまく
- 忌避剤をまく
- 猫よけ超音波器を設置する
忌避剤自体は有効な猫よけ方法です。問題なのは『スプレー』という点。スプレーってピンポイントに使うためのもの。だから家全体は守れないんです。
方法① 入浴剤を入れた残り湯をまく
これ、当ブログお勧めの方法。
柑橘系やハーブの臭いがする入浴剤の入った残り湯をジョウロに入れてまきます。これだけ。
猫よけスプレー噴射よりラクです。
しかもタダですからね。
入浴剤を入れた後のお風呂の蓋を開けっ放しにしたこと無いですか?洗面所で「あれ、何か匂う…。ああ、入浴剤か。」って気付けるほど。
猫の嗅覚は人の1万~10万倍。人が匂うのなら猫には驚くほどの臭さです。ギャフンと言わせてやりましょう。
方法② 忌避剤をまく
猫よけ忌避剤は猫よけのために作られた製品。ペッパー成分とか入ってて、これをまいたら数日間は猫は寄ってきません。
他の猫よけグッズを持っていても忌避剤だけは1本持っておくべき。即効性が違います。まくのも簡単。ちなみに1日水に漬け込めば猫よけスプレーにもなります。
方法③ 猫よけ超音波器を設置する
猫よけ超音波器を試していないなら試すべき。
少し値段は高めですけど、設置したらずっと猫よけしてくれます。(電池交換だけ必要。)
ハッカ油みたいに『ボトルにハッカ油を入れて。玄関に置いといてゴミ捨ての後でスプレー。』みたいに考えなくてOK。
正直言って私も、
「アレコレ悩んでなくてもっと早く使えば良かった…。」
って思ってます。
朝、窓を開けて心地良い風と季節の香りを楽しめる生活って良いですよ。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
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【猫の糞に悩んだらコレ】猫よけブログ管理人が実際に購入した超音波器がこちら
続きを見る
まとめ:ハッカ油は猫よけに使うものじゃありません
元々ハッカ油って猫よけに使うものじゃありません。
ミントやローズマリーは猫よけとして人気があり、忌避剤の成分にもなってます。でもハッカは忌避剤の成分にもなってません。
猫よけには猫よけに適したものを使いましょう。
せっかくのハッカ油。猫よけに使うには勿体無いです。野良猫にそんな良いものはいりません。猫の嫌いな超音波とか水噴射で撃退して驚かせてやりましょう。
その方が胸のイライラもスーって収まりますよ。
以上、「『コスパ悪』猫よけにハッカ油を使うメリットとデメリットを解説」という記事でした。
猫よけグッズの完全マップ『野良猫被害ゼロを実現する最新情報』
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