「猫よけの忌避剤ってたくさん売ってるけどどれを使えばいいんだろう?そもそも家庭用品で代用ってできないのかな?」
そんな疑問にお答えします。
猫よけブログの野良猫撃退SOS!です。これまでに複数の猫よけ忌避剤を使用して猫よけをしてきました。
これから猫よけ忌避剤で猫よけをするあなたに『おすすめの猫よけ忌避剤』をご紹介します。市販品と家庭用品の両方をご紹介しますので、あなたにあったものをお使いください。
1.フマキラーの『犬猫まわれ右』
『フマキラーの犬猫まわれ右』は臭いと刺激で猫を寄せ付けない猫よけ忌避剤です。
中身は粉末状。この粉末をまくことでハーブと柑橘の混じったような臭いを出します。(猫は柑橘系の臭いが苦手です。)
450gと850gの種類が販売されています。固形の忌避剤は一瞬でなくなるため、大容量タイプを買いましょう。
2~4週間効果があると書かれていますが、実際には1週間で効果が切れます。雨が降ったらさらに効果が弱まります。
100円均一の忌避剤は臭いが弱いためさらに効力が短いです。
フマキラーの『犬猫まわれ右』は固形の猫よけ忌避剤の中では持続力が長かったです。そのためおすすめしています。
固形の忌避剤を使う際の注意点
粒がしばらく残ります。
玄関にばらまけば、
「ああ、何か薬剤をまいたんだな…。」
と誰が見ても分かる状態。しかも臭いが消えた後も粒は残り続けます。最長で1ヶ月くらい残ってましたね。なので使用場所には注意しましょう。
あえて水に入れて『忌避剤スプレー』を作るのもおすすめです。
粒は溶けませんが臭いは残ります。
以下、それぞれレビュー記事と『犬猫まわれ右』を使った猫よけグッズ紹介記事になります。あわせてご覧ください。
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猫よけの臭いがする薬剤(忌避剤)の効き目を実験した結果
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猫よけスプレーの作り方。ハーブより楽『忌避剤』を溶かす方法を解説
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猫よけグッズを自作『忌避剤の効果を高める牛乳パックの使い方』
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2.トヨチューの『竹酢酢』
竹酢液は液体の猫よけ忌避剤です。もともとは土壌改良・植物の肥料として使うものなのですが、猫よけにも使える記載があります。
竹酢液を使うメリットは3つ。
- とにかく安い!コスパが良い!
- 植物に悪影響を与えない(濃度によります)
- 固形じゃないので後が残らない
ただし持続時間が短いというデメリットもあります。普段から竹酢液を散布できるのなら固形の忌避剤を使うより効果的。
使い方はおよそ30倍に希釈してスプレーするだけです。
1本で1ヶ月以上使えます。固形の忌避剤とあわせて1本持っておくと良いですよ。
レビュー記事はこちら
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竹酢液を猫よけに使う方法『メリット・注意点も合わせて解説』
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3.自宅にある『お酢』
家庭用品として定番の『酢』も猫よけ効果があります。独特のすっぱい香りが猫を遠ざけます。
猫は人と比べて1万倍以上の嗅覚があります。猫には危険な刺激臭のため、他の猫よけ忌避剤に比べて高い効果があります。
竹酢液同様に薄めて使います。10倍以上薄めてボトルに入れてスプレーしましょう。
自然素材のものなのに人に悪影響がありません。他の猫よけ忌避剤と比べても『間違って飲んでも大丈夫』なのは安心ですね。
特に竹酢液はペットボトルに入っているので子どもが間違って飲む危険があります。注意してください。
猫よけ忌避剤に使う酢の選び方について
シンプルに『安いもの』を選びましょう。高い酢を使う必要はありませんからね。
安い酢を買ってきて中に『唐辛子』や『コーヒー』『にんにく』を入れます。どれも猫が苦手な臭いのものです。
ミツカンの酢が価格的にお得です。
詳細記事はこちら
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猫よけ忌避剤の代わりにお酢を使うメリットとデメリット
続きを見る
4.自宅にある『重曹』
重曹は他の猫よけ忌避剤と違って臭いを出す効果はありません。ただし、高い消臭効果があります。
猫は糞尿で縄張りを示します。キレイに掃除しても臭いが残っているとそこをトイレにしちゃうんですよね…。なので、掃除した後の総仕上げとして重曹をまいて臭いを取ります。
重曹は菌の繁殖を抑える効果もあります。
ご存知の通り、野良猫の糞って汚いんですよ。寄生虫が混じってたりハエが汚れを媒介します。掃除しても糞の残りが付いてたりで不潔ですよね。そういう不潔さを抑えられます。
ただし『粉物』なので風に弱いです。風の強い春先は使えません。
土壌の性質を変えてしまう恐れがあります。使用時は必ず詳細記事から重曹を猫よけに使うデメリットも確認してお使いください。
詳細記事はこちら
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猫よけに重曹は効果あり?メリット・デメリットを徹底解説します
続きを見る
まとめ:猫よけ忌避剤を利用して猫よけを始めましょう
猫よけ忌避剤は『取り合えず』の猫よけです。どれも持続時間が短いためです。
しかし他の猫よけグッズと違って即効性があります。
- 旅行前に固形の猫よけ忌避剤をまく
- 猫の糞があったら掃除後に竹酢液をスプレーする
- 野良猫の姿を見かけたら散布する
このように一時的に猫を追い払うために使いましょう。