「どの猫よけグッズが一番効果的なんだろう。」と考える前に下処理をする必要があることをご存知ですか?
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
これをするかどうかで、猫よけグッズが100%の効果を発揮するかどうか決まります。
「猫よけ超音波器・・・効き目無かったなぁ。どうすれば良いんだろう。」
と、悩む不安も無くなります。
その事前準備をお話しますので、必ず実践して下さい。
1.猫よけグッズ設置前に猫の臭いを消す
猫よけで絶対に覚えておくべきたった1つのポイントでお話している通り、猫は縄張り意識の強い動物です。
ではどうやって縄張りを示すのか。
それが臭いです。
猫は人間のように縄張りに線やフェンスを作ることができません。
そのため、マーキングして「ここは俺の場所だ!」と決めています。
猫の臭いがしっかり残っていると、猫はその場所に執着します。
トゲトゲシートを置こうが、超音波器を置こうが、何とか臭いをつけようと糞尿を残します。
猫よけグッズを置く前に猫の臭いを消すことが大切です。
2.猫の臭いを無くす2つの方法
猫の糞尿を取り除く
まずは猫の糞や尿を取り除きましょう。少しでも残っていてはいけません。
糞は近くの土ごと捨てます。尿はしっかり水で流します。ジョウロではなく、ホースでしっかり洗い流しましょう。
これで臭いが消えました。
猫は糞を土の中に埋める習性があります。ちゃんと掘り返して糞を捨てる必要があります。
猫の嗅覚は人間の数万~10万倍。あなたが分からなくても猫には臭いが分かります。
臭いを変える
次に、猫が嫌いな臭いを付けましょう。猫は刺激臭・・・ハーブや柑橘系の臭いが嫌いです。
忌避剤と言う名前で猫の嫌いな臭いを出す薬剤が販売されています。
これを使うと良いでしょう。プラスで消臭効果のあるタイプもあります。
これで下処理が終わりました。その後で猫よけグッズを設置しましょう。
3.猫よけグッズ設置後に糞をされた場合
センサー式スプリンクラー以外の猫よけグッズを設置した場合、同じ場所に糞尿をされることがあります。
※センサー式スプリンクラーの場合
水を噴射しますので、水を嫌う猫はその場所を怖がるようになります。センサーの稼動しない場所に糞をする可能性はありますが、センサー稼動域では100%糞をしなくなります。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
トゲトゲシートの真横であったり、超音波の発生している場所でも糞をします。
「やっぱり効果が無いんだ・・・。」と諦めてはいけません。
猫よけには時間がかかります。
猫よけは野良猫にしつけをすることです。
ここで糞をしてはいけない、と覚えさすにはそれなりの時間が必要です。
大人しい猫なら直ぐに糞をしなくなりますが、縄張り意識の特に強い性格の猫だと数ヶ月かかることもあります。
面倒だからと糞を放置してはいけません。糞をされたら毎回必ず掃除をし、臭いを消さないといけません。
繰り返して初めて「ここをトイレに使うのは止めよう。」と猫が思うようになります。
まとめ
何で猫の糞尿ってあんなに強烈な臭いなんでしょうね。
まぁ、マーキング効果・・・縄張りを示す為にそうなっているのでしょうけど。動物園的な臭いですからね。
隣家との境界のように、人の出入りの無い場所なら「まぁ、放置しても良いか。」と思うのも無理はありません。
掃除するのも大変ですから。
しかし、掃除を怠ると猫は一生その場所をトイレにします。
猫の糞は病原菌が多く、特に妊婦には胎児に悪影響を与える病気を引き起こす危険があります。
自分の家庭を守るために猫対策は必須です。まずは今回の記事でご紹介したように猫の糞尿を処理し、臭いを消すことから始めましょう。