庭に洗濯物を干しているあなた。そこに野良猫が来たらどうなると思いますか?
「糞尿の臭いが付くかもしれないわね。嫌だわー。」
再洗濯しないといけないな。くらいにしか感じませんよね。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
危険なのは『ノミ』が付くこと。ノミは病気を持っており、人に害を及ぼします。
野良猫は「ノミ」のデパートなので、洗濯物からあなたに感染します。
今回は猫とノミの関連性、ノミの危険性についてお話します。
1.野良猫とノミの関連性について
ノミは主にペットに寄生する外部寄生虫です。猫に寄生するのはネコノミです。
ノミの食事は動物の血液です。幼虫はノミの成虫の糞や人のフケ、ごみを食べます。
卵 → 幼虫 → さなぎ → 成虫
と育つのですが、卵の時は効くのに成虫には効かない薬があり、駆除が難しい虫です。
繁殖力も高く、寄生すると8分以内に吸血を開始し、1日平均30個の卵を産みます。
1匹見たら100匹は居ると言われます。
ノミは主に草むらに潜んでいます。屋外を生息地域としている野良猫は高確率でノミに寄生されます。
①野良猫がノミを媒介する
猫はキレイ好きな動物ですが、ノミ全てを取り除くことはできません。家猫と違い薬を使ってもらえる訳でもありません。1度寄生されると長い間ノミを身体につけている状態になります。
こうなると、野良猫の縄張り全てにノミがばら撒かれることになります。
②洗濯物から家の中へ
野良猫から落ちたノミはあなたの庭に住み着きます。
あなたに直接寄生する可能性があるだけでなく、洗濯物から家の中に進入する危険があります。
ノミは梅雨から夏にかけての暖かい時期に発生する虫ですが、家の中は年中活動します。
2.ノミが人に与える害について
人がノミに吸血されると、吸血された部分が腫れあがりかゆくなります。
特に注意が必要なのは、
- アレルギー
- 喘息
- アトピー
- 蕁麻疹
- 花粉症
- 幼児
です。
特にアトピー持ちの幼児は吸血された部分が大きく腫れあがる危険があります。
市販の薬では対応できない可能性もありますので、医師の診断が必要となります。
ノミの死骸はハウスダストの原因になり、アレルギー症状を引き起こす危険があります。
また、ノミはサナダムシを感染させます。
猫がサナダムシに感染し、その幼虫をノミが食べます。サナダムシの幼虫を体内に持っているノミを幼児が口に入れてしまうと感染する危険性があります。
②野良猫のノミ対策はどうするの?
ノミを見つけた場合、潰してはいけません。卵が散らばるためです。
ノミ退治に便利なグッズは、
- コロコロローラー
- ノミ取りホイホイ
の2点です。
掃除機で吸っても掃除機の中で繁殖する危険があります。
当然ですが、発生源を防ぐことも必須です。
今回の場合は野良猫が原因ですから、庭の猫よけ及び洗濯物を干す場所の変更が必要となります。
③野良猫のノミから庭を守るために
猫のトイレにならなくても猫が来るだけでノミはばら撒かれます。
猫の侵入を防ぐことがノミ対策になります。
フェンスの設置では日の当たりが悪くなり、洗濯物を干すことができなくなります。
水を使うと洗濯物も濡れてしまいます。
オススメは洗濯物+庭全体を猫よけできる『超音波器』。
当ブログではオススメの超音波器をご紹介しています。
こちらの記事で特集していますので、合わせてご覧下さい。
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3.こんな野良猫はノミが多いので要注意
あなたの家にノミが見つかり、しかも庭で野良猫を見かけた場合は野良猫がノミを媒介しているかどうかを判断する必要があります。
ノミがいる猫には以下の特徴があります。
- 野良猫から黒い点々したゴミが出る
- 身体をよくかいている
- 毛が抜けている部分がある
- 毛並みが悪い
特に身体をポリポリかいている猫には要注意。
身体がかゆいのはノミが多い証拠です。
まとめ
ノミは小さな虫なので洗濯物以外からも家に侵入します。
換気扇やエアコンの通風口も通り抜けます。ノミに噛まれると足に赤い斑点ができますから、スカートも履けません。意外と生活が不便になるんですよ。
「あー、子猫だー!可愛いなー!」と野良猫を触る女子校生が居ますが、アレって病原体を触っているようなものなんですよ。
そのくらい野良猫は不潔で危険なものなんだと覚えておきましょう。