「どうやったら猫が庭に入らなくなるんだろう。」
「猫が嫌がる庭造りってどうすれば良いの?」
とお悩みでは無いでしょうか。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
猫が庭に入ってこなければ糞尿被害も無くなりますからね。
当記事では隣家が猫屋敷の私が実践した『猫が庭に入ってこない方法』を3つの項目に分けてお話します。
これが実践できれば『家庭菜園』も『子どもが土遊びをしても平気な庭』になりますよ。
※結論としては『猫よけ対策グッズランキング!即日効果のあった厳選ベスト5』で使用した猫よけグッズを使いました。当記事と一緒にお読み下さい。
どうぞご覧下さい。
1.猫が安心できない平面的な状態にする
猫が安心する庭は「立体的な庭」です。
犬が平野を駆け回るのが好きなように、猫は高いところに登ることを好みます。
もっと言えば、垂直的な運動が好きなのです。
猫は犬と違い単独で行動する生き物です。そのため、
- 敵を早く見つけないといけない
- 逃げ道を確保しないといけない
- 獲物に対して優位を保ちたい
と思っています。
その結果、高いところに登る傾向があります。
TIPS:
ライオンだけは猫科ですが群れで行動します。逆にキツネのように犬科なのに単独で狩りをする動物も居ます。
①平面的な庭を作る方法
平面的･立体的と言ってもピンと来ませんよね。
立体的な庭と言うのは、階段やコンクリートブロック塀･ベンチのように奥行きや深さのある物を配置した庭のことです。
例えばこちらの写真。
猫が上下運動できる場所がいくつかあります。
木、ベンチ、アーチ型オブジェの3つです。石も大きければ猫が登ることができます。
高いフェンスが設置されていますが、ベンチを利用して猫が飛び越える可能性があります。
こういった物を無くすことで猫が嫌がる庭に変えることができます。
2.猫の逃走経路を減らす
既にお話している通り、猫は単独行動をする動物です。
安全な場所･逃走できる場所を考えて行動しています。
猫よけを開始した当初、私の庭は猫の通行できる場所が2箇所ありました。
猫からすれば急に襲われても必ず逃げることができる。安心できる庭だったのです。
とある日、猫の逃走経路(侵入経路でもあります)の1つを猫よけネットで防ぎました。
猫が庭に侵入した際に猫を脅かしたところ、逃走経路をネットでふさがれていることに気づかずにネットに絡まる事態となりました。
猫の逃走経路を減らすことで侵入口を減らす結果にもなり、猫が入りづらい庭にできます。
猫の逃走･侵入経路のふさぎ方については以下の2記事が読まれています。
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3.猫が危険を感じる状態にする
あなたの庭が猫にとって危険な場所なら、猫は絶対に入ってこなくなります。
猫にとって危険な庭とは『温度管理ができるかどうか』です。
猫は体温調整の苦手な動物。特に体温を下げることが苦手です。
人が「暑いなー。」と思ったら、猫は「これはヤバイ!暑すぎて死ぬ。」というレベル。
毛皮が濡れることも嫌います。
寒い日に濡れた状態だと体温が下がって死んでしまいます。暑い日でも体温調整の妨げになります。
あなたの庭に『水気』を与えれば猫には危険な場所になります。
庭に水気を与える方法は大きく3つ。
- センサー式のスプリンクラーで猫を撃退する
- 猫の背丈より高い植物を植え、朝露で濡れる状態にする
- 定期的に作動する自動スプリンクラーを使う
センサー式の自動スプリンクラーを取り付けたところ、水を浴びた猫は私の庭に近寄らなくなりました。
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2.さらに猫が来ない庭にするポイント
当ブログで猫よけに「ハーブ」を使うことをお勧めしています。
関連記事 『ハーブで猫よけを成功させる方法』メリット･デメリットまで詳しく解説
猫が嫌がることはもちろんですし、効果が長続きするメリットもあります。
それよりも重要なのが、猫の嗅覚を邪魔できる点です。
猫の嗅覚は人間の数万～10万倍。
鼻の奥に臭いを感じ取るための「嗅上皮」がありますが、猫は人の5～10倍もの面積があります。
そのため、嗅覚からも危険察知することができます。
逃走経路を減らすだけでなく、嗅覚も邪魔できれば猫の不安感を高めることができます。
①猫よけと消臭の関係
多くの人が猫の糞を捨てるだけでキレイになったと満足しています。
猫の糞を捨てても臭いは染み付いています。
臭いが染み付いていれば、そこは猫の縄張りです。猫は何度も糞をしますし、縄張りを守ろうと必死になります。
今お話したように、猫の嗅覚は優れています。
あなたが「よし、臭いも無くなったな。」と思っても、猫には十分なほど臭いが残っている可能性があります。
そこで、庭を消臭することが重要です。
庭から猫の臭いを消し、その上から猫の嫌がる臭いを出すことで猫を遠ざけることができます。
猫の消臭に関しては野良猫用グッズではなく、家猫用グッズが販売されています。家猫にもトイレのしつけのために消臭が必要だからです。
まとめ
私の家の庭もようやく猫が寄り付かなくなりました。
粘土質の土でカッチカチだった庭に赤玉土と砂を入れ、猫の好きそうな状態になっているのに猫は来ません。
フェンス＋ネット＋スプリンクラーで猫の嫌がる空間しているのと、猫の逃げ場を無くしているためです。
猫はしつけの難しい動物です。
半年ほど掛けてじっくり猫対策に取り組まないと成果が出ません。
猫の嫌がる庭にしてもしばらくは糞をされるでしょう。
それでも負けてはいけません。あなたが庭を守ろうと必死なのと同じで、猫も縄張りを守ろうと必死なのですから。
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