「猫の嫌がる臭いを出し続ける植物があれば忌避剤なんていらないのに。」
と思ったことありませんか?実はあるんです。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
それがドイツで開発されたコリウスの一種「カニナハイブリッド」。
ホームセンターでも販売されるようになり、上記の写真のようなイメージで展示されていることがあります。
ではカニナハイブリットがどんな植物なのか。なぜ猫よけになるのかをご紹介します。
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1.猫が嫌いな植物『カニナハイブリット』とは
photo by:みんなの花図鑑
コリウスというシソ科植物の仲間の一種です。
ドイツで開発され、ドイツでは動物の忌避植物として定番です。猫だけでなく犬も効果があります。
ミントのようなスッキリ感のある臭いではなく、何ともいえない臭いを発します。それが動物を寄せ付けません。
草丈は30~50cm。順調に成長すれば、猫の通り道を封鎖できる大きさになります。
①カニナハイブリットの育て方
花壇や鉢・プランターで栽培します。
多年草なので、手入れをすれば何年も長持ちします。ただし、大きくなりすぎる恐れがあるため、定期的な植え替えが必要です。
乾燥に強く、耐暑性があります。水をやりすぎると枯れてしまうため、水はけを考える必要があります。寒さに弱いのですが、凍らない場所なら越冬することが可能です。
日当たりの良い場所を好みます
2.カニナハイブリッドを猫よけに効果的に使うために
カニナハイブリッドはハーブのような使い方ができます。
しかし『自然素材』の猫よけなので、猫よけ効果を高めるにはコツがあります。
①猫の臭いを消臭してから植える
カニナハイブリッドは猫の嫌がる臭いを発しますが、猫の臭いを消すわけではありません。
そのため、猫のトイレになっている場所に設置するだけでは効果がありません。まずは消臭剤で猫の臭いを消す必要があります。
以下のような飼い猫用の消臭品を使えば問題ありません。
猫の臭いが無くなったところでカニナハイブリッドを設置する事で臭いの上書きができます。
②草丈が高いので猫の視覚を遮るように使う
猫は高い場所を好みます。
理由は、自分が優位に立てるからです。警戒心が強く、犬と違い群れる動物ではありません。危険を察知しやすい場所を好みます。
そのため雑草が生い茂っている場所など、先の状況が見えない場所を嫌います。
カニナハイブリッドの草丈は30~50cm。ちょうど猫の視覚を遮ることができます。嗅覚も独特の香りにより奪います。
猫の通り道、侵入口に生垣のように配置するともっとも効果的だと考えられます。
まとめ
カニナハイブリッドは以下のような猫被害にあっているあなたにお勧めです。
- 玄関に猫が糞尿をする
- 猫の進入経路が1箇所である
- 猫に花壇を荒らされている
- ベランダに猫が来る
- 車に被害がある
プランター設置が可能なので、玄関・車の近くなど狭い場所でも安心です。
植物なので花壇に植えることができます。
花壇を荒らされている人は、その近くにカニナハイブリッドを植えると良いでしょう。
現在、通販販売がほとんどされておりません。ホームセンターや花屋に依頼し購入することをお勧めします。1株1,800円ほどで販売されています。
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