「猫は柑橘系やミントの臭いが苦手だから、ハーブを育てて猫よけ・猫対策をしよう!」
とお考えではないでしょうか。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
しかし、実際にハーブを植えた方のレビューを見ると
「効き目があった。」「意味が無かった。」
が半々です。
場合によってはハーブ菜園が猫のトイレになる恐れもあります。
当記事ではハーブで猫よけ+猫の糞尿被害軽減に成功した私が、ハーブの猫よけについて実例と共に詳しく解説します。
どうぞご覧下さい。
1.猫よけにハーブを育てるメリット
まずはツイッターの評判をご覧下さい。
ガーデニングや家庭菜園もしてますけどね、うちの庭はハーブが多いせいか、猫が来ても悪戯されないんで特に何もしませんがね。しつこく被害を受けてる人の中には対策として過激な事をする人も居るわけですよ。そういう書き込みを見ても、アタイが飼い主なら外に出さないな、と思うのです。
— たかぽん (@germandog23) March 22, 2016
いい花屋があったので、猫対策について聞いてみた。やはりハーブということで小さくてもよい香りしたローズマリー購入。きちんと糞は家でやれ、猫! pic.twitter.com/FlsZtXSqNd
— kubo.chan@9! (@kubo1koto2koto) October 25, 2015
ハーブを使った猫よけはたくさんのメリットがあります。
- 防虫効果がある
- 簡易猫よけ忌避剤として使えるハーブ水にできる
- 家の景観を崩さない
- 枯れない限り、半永久的に効果がある
ほとんどの猫よけグッズにメンテナンスが必要です。ハーブは植物なので基本的には水をやるだけ。電池交換などの手間がありません。
トゲトゲシートのように家の景観を壊す心配もありません。庭をオシャレにしながら猫よけができる唯一の猫よけがハーブ菜園です。
販売されている忌避剤の臭いが『ミント系』。ハーブを潰して水に入れるだけで簡易猫よけ忌避剤にできます。
『Ryotaハウス』の猫よけグッズ特集でも紹介中です。
玄関のポスト付近とか、ピンポイントの猫よけができますね。
庭に直接植えちゃうとハーブが増えます。ハーブの生命力は危険なので、必ずプランターに植えて使いましょう。
なお、ローズマリーなど各種ハーブは近場のホームセンターで販売されていますよ。100~200円くらい。
このように猫よけにハーブを使うと様々なメリットがあります。
2.猫よけにハーブを使うデメリット
しかし、猫よけにハーブを使うデメリットもあります。
- ピンポイントでしか猫よけ効果が無い
- 生命力が強く、生育が難しい
- 青虫などハーブを好む害虫がやってくる
ハーブは遠くまで臭いを運びません。
猫の嗅覚は人より優れています。それでも、ハーブが庭全体を守ってくれる効果はありません。
ハーブはほとんどの虫が嫌いな植物ですが『ナメクジ』『青虫』は好んで食べます。特にナメクジには要注意。気がついたらナメクジだらけになる危険があります。
猫よけにハーブを使う最大のデメリットがハーブの生命力。
1株のハーブが庭全体を埋め尽くす危険があります。
①ミントで猫よけをするのは危険?!
特に注意して欲しいハーブが『ミント』。
ミントは雑草以上の生命力を誇ります。
ミントの茎を人の庭に投げ込むだけでミントが大発生します。(ミントテロと呼ばれています。)
こうなると庭全体に除草剤をまくしかありません。
プランターのミントを剪定して家の裏に捨てただけなんだ……
……捨てた…だけ……ほぼ土のない岩だらけの場所にポイッと……………ミントは地植えにしちゃあならんよ
雑草もはえん…… pic.twitter.com/0iFcyVViIb— モーモー (@883264) May 5, 2016
プランターで育てる・玄関先の一部分だけで育てるなど、限定的な使い方をしましょう。
3.ハーブで猫よけをする3つのポイント
ハーブには色んな種類があります。
潰さないと臭いが強くならないタイプのハーブは効き目がほとんどありません。
猫よけに使うのは香りの強いハーブにしましょう。
当ブログでは以下の3つをオススメします。
- ローズマリー
- カニナハイブリッド
- ラベンダー
ローズマリー・ラベンダーは乾燥に強いハーブです。北向きの玄関でも育てられます。
カニナハイブリッドは猫よけ草と言われるほど強い香りが特徴です。(ドイツでは定番の猫よけ)
カニナハイブリッドは特集記事にしていますので、合わせてご覧下さい。
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当ブログではローズマリーが猫よけに一押しです。
研究して実際に効果があったためです。
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ミントも猫よけに使えるハーブですが、既にお話した通り育て方に注意しましょう。
上記のハーブを使って猫よけをするポイントが以下の通りです。
①猫よけハーブは猫の通り道に植える
プランタに少しハーブを育てるだけでは猫よけになりません。
忌避剤ほど臭いが強くないため、猫はそこを避けるだけだからです。
猫の通り道となっている部分にハーブを密集させることが大切です。猫対策だけでなく、ゴキブリや害虫対策にもなります。
密集させることで、猫の大嫌いな朝露や水分を溜める効果も期待できます。猫は雑草の密集地帯は通りません。
②ハーブの手入れで猫よけ効果をアップさせる
ハーブも密集したまま放置すると腐っていきます。
特にラベンダーは根腐れしやすいので要注意。腐ったハーブはナメクジの好物です。もちろん猫よけ効果もありません。
適度に刈り込み、青々とした状態を保ちましょう。
しっかり育ったハーブの方が香りが強いため猫よけ効果が高くなります。
③猫の糞があった場所にピンポイントで育てる
猫は縄張り意識の強い動物です。
臭いで縄張りを示すため、臭いを消すことで高い猫よけ効果が期待できます。
猫の糞があった場所は猫のトイレ。
ハーブを植えておけば猫のトイレに適さない場所にできます。
- 柔らかい土のエリア
- 玄関先の植物が植えられている場所
- 駐車場の砂地
のような場所は『ハーブで猫よけ』にお勧めです。
まとめ
猫の糞と違い、ハーブは香りも良く料理にも使えます。
正しい管理をしていれば、ハーブ・ミント菜園は猫対策だけでなくあなたにメリットを与えてくれます。
特にカフェ系の住宅では見た目もオシャレになるのでお勧めですね。
忌避剤と違いずっと香りが残ります。雨の日の後もハーブの葉に水がたまって猫対策になります。
猫の糞にお悩みならハーブを使った猫よけにも挑戦してみましょう。
1週間で猫よけをする『猫よけ1週間企画』でも、ハーブを使った猫よけを特集しています。
本気で猫よけしたいあなたは是非ともご覧下さい。
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