1週間で猫よけ企画もついに最終日。
前回の「猫よけ6日目で再チェックする『猫の別のトイレ』について」では、
- 猫のトイレになりやすい意外な場所
- 猫の尿・マーキング被害の対処
についてお話しました。
猫よけした場所以外が猫のトイレになる危険があります。糞だけでなく尿も立派な猫被害。チェックが必要です。
「猫よけ6日目で再チェックする『猫の別のトイレ』について」をお読みで無い方は先にお読み下さいね。
最終日では今後の猫よけに必須な『猫よけを継続する方法』についてお話します。
具体的には猫よけグッズのメンテナンスになります。
これができれば何をしても猫が来ない家にできます。
家庭菜園も芝張りも何だってできちゃいます。最後まで手を抜かずに作業しましょう。
1.猫よけグッズ別のメンテナンス方法について
野良猫はあなたの家を遠くから観察しています。
あなたの家の近くを定期的にパトロールしています。
あなたが気を抜いた瞬間。あなたの家は猫の縄張りに元通り。
猫よけをまた1日目から再開しないといけません。それは面倒ですよね。
猫よけ効果を継続するためには猫よけグッズの性能を維持しないといけません。
そのために、日々のメンテナンスが必要です。
各猫よけグッズ別のメンテナンス方法をお話しますので、あなたが使った猫よけグッズの手入れをしてください。
①猫よけ超音波器のメンテナンス
- 1シーズンに1度の電池交換
- センサー部分が汚れたら雑巾で拭く
- 雨の後は動作確認をする
猫よけ超音波器は壊れやすい猫よけグッズです。
特に2,000円前後の安価なものは要注意。小雨でも壊れます。
雨の後は動くかどうか確かめましょう。
センサー部分が汚れて動きっぱなしになったら電池がすぐ切れます。センサー部分は定期的に清掃しましょう。
電池は切れる前に交換します。←これ、大事ですよ!
頻繁に人の通る場所なら1シーズンに1度の電池交換をお勧めします。
2度と猫に糞をされないための方法も読まれています。
関連記事 また猫の糞をされるようになった原因と、2度と糞をされない3つの対処法
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また猫に糞をされるようになった原因と、2度と糞をされない3つの対処法
②トゲトゲシートのメンテナンス
- トゲの上にゴミが付いたら捨てる(落ち葉など)
- 設置場所から動いたら元に戻す
猫よけトゲトゲシートはほとんどメンテナンスの必要がありません。
強いて言えば、トゲの上のゴミは即捨ててください。猫のクッションになります。
雨や風・猫によって場所が移動することがあります。定期的に設置場所を確認しましょう。
③猫よけ自動スプリンクラーのメンテナンス
- 1シーズンに1度の電池交換
- 1週間に1度の水漏れ確認
- 台風・大雨の日は取り外す
- センサー部分が汚れたら雑巾で拭く
猫よけ自動スプリンクラーは非常に壊れやすい機械です。
水を扱うものですが、パッキン等で防水されていません。水に弱いです。
水圧により水漏れもします。定期的な水漏れ確認が必要です。
屋根を作ったりコーキングすることでメンテナンス回数を減らすことができます。
④フェンス・猫よけネットのメンテナンス
- 1ヶ月に1度、破れや傷が無いか確認する
- 猫の侵入口ができていないか確認する
トゲトゲシート同様、ほとんどメンテナンスの必要が無い猫よけグッズです。
猫よけネットも重石が乗っていれば破れることはありません。台風でも平気です。
ネットの網目から風が通り抜けるためです。
フェンスに爪とぎされる可能性があるため、傷は定期的に確認しましょう。
⑤ハーブのメンテナンス
- 増えすぎないように、ときどき刈り込む
- 青虫やナメクジに食べられないよう薬剤を使う
ハーブは繁殖力の強さに注意が必要です。
庭一面をハーブが埋め尽くす危険があります。ときどき刈り込みましょう。
虫はハーブを食べます。食べられたら猫よけ効果も薄まります。
人に害の無いスプレータイプの薬剤で虫よけをしましょう。
私がハーブの虫よけに使っているのはこちらです。
青虫に関しては目視で取り除いています。
2.猫被害を見逃さない、日々の猫よけ作業について
野良猫の寿命は長くありません。4年で世代が入れ替わります。
子猫は親猫から危険を学びます。
あなたの庭が危険だと勉強しているはずですが、やんちゃな猫は庭に侵入する可能性があります。
猫被害を見逃さないためにも『毎日の猫よけ作業』を欠かしてはいけません。
面倒ですが、また猫被害に合うよりましですよね。
庭作業や家掃除の1つとして以下の猫よけ作業を行いましょう。
①2日に1回は猫の糞チェックをする
猫の糞チェックは頻繁にして下さい。
私も2日に1回はチェックしています。細かく見る必要はありません。
ざっくり『猫が糞をしたような盛り上がりが無いかどうか』だけ確認します。
猫の糞を見逃すと猫は縄張り意識を強めます。
旅行後に山盛りの猫の糞になっている危険があります。
猫の糞をチェック。猫の糞があったら消臭+忌避剤をまく。猫の侵入口を特定する。
この流れを守りましょう。
私が旅行で猫の糞被害にあった経験談も読まれています。
あなたはこうならないようにお気をつけ下さい。
関連記事 【旅行前の猫よけ】実際の猫被害例と具体的な方法について
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【旅行前の猫よけ】実際の猫被害例と具体的な方法について
②大雨・台風の日は猫よけグッズを取り外す
私が愛用している猫よけ超音波器「番人くん」は台風の日でも壊れません。パッキンで防水されているためです。
それでも大雨・台風の日は外に出すのは止めましょう。私はたまたま出しっぱなしで忘れちゃっただけなんです。
猫よけグッズは安いものではありません。壊れたら勿体無いですよね。
再購入する時間も猫よけが必要です。何も良い事はありません。
洗濯物を取り込むように、猫よけグッズを取り外して家に入れておきましょう。
猫よけグッズの再設置前に猫が糞をする可能性があります。できれば、早朝に再設置しましょう。糞をされてしまっても、再設置すれば猫は来なくなります。ご安心下さい。
③庭作業後は猫被害に注視する
芝張りやガーデン作りなど、庭作業をした後は猫被害に注意します。
私も先日『芝』を張りました。
猫はフカフカの土が大好き。芝が根付く前の土が荒らされないか不安でした。
2日に1度だった猫の糞チェックを毎日に変更しましょう。
思わぬところに猫被害があるかもしれません。
家庭菜園前に猫がウンチをしたら最悪ですよね・・・。被害を最小限に抑えるためにも、庭作業後は念のためのチェックが大切です。
猫よけ企画1週間後の庭
正しく猫よけができていれば、庭で何をしても猫に糞をされることはありません。
問題なのは『悪い状況がかさなること』です。
庭作業中に猫よけ超音波器の電源を切り忘れて電池切れ。猫は新品のトイレができたと思って喜んで糞をします。こういう状況に気をつけましょう。
猫よけ1週間企画を終えたあなたへ
たくさんの作業をお願いしてしまいました。非常にお疲れだと思います。
でも、これで猫被害は無くなります。
疲れて帰宅した日に限って猫が大量の糞をしていたこと。
真夏に糞が腐って臭いが家の中にまで入ってしまったこと。
あんな経験をしなくて良くなりました。
猫は愛護動物です。メディアで特集された影響もあり、今後も数を増やし続けます。
一方で猫は危険な動物です。
たくさんの病気を持っており、特に胎児に悪影響を与えます。
あなたの頑張りは家族を守ることになりました。
家はストレスから解放される場所になりました。
今日くらいはゆっくり休んで、大好きなものを食べて下さい。
庭を見ながらお酒を飲むのも良いと思います。
もし、再び猫に糞をされる日があれば当ブログをお読み下さい。
今後も猫よけ情報を更新し続けていきます。