「気になっている土地があるんだけど、何だか野良猫が多そう。猫の数が多い地域と少ない地域の見分け方って簡単にチェックできないのかな?」
という疑問にお答えします。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
隣が猫屋敷+餌付け者のため、野良猫対策を研究しています。猫の多い地域と少ない地域にも共通点があることが分かりました。当記事ではその違いをお話します。
当記事の内容はこちら
- 野良猫の数が多い地域と少ない地域の違い
- 野良猫の数が多い土地にありがちなこと
- 野良猫が20匹以上の土地を買った実体験
野良猫が少ない地域に住めば猫被害で悩むことはありません。ある意味猫よけよりも大事な部分です。当記事を土地選びにお役立て頂ければ幸いです。
1.野良猫の数が多い地域と少ない地域のチェック方法
野良猫の多い地域は簡単にチェックできます。
以下の6つの有無をご確認下さい。
- ホームセンターに猫よけコーナーがある
- 畑・水田の有無
- 女性と高齢者の比率が高い
- 土地の広い家が多い
- 猫よけグッズを設置している家がある
- 地域猫活動をしていない
チェック① ホームセンターに猫よけコーナーがある
猫の多い地域はホームセンターに猫よけグッズが販売されます。ホームセンターに利益があるからです。
コーナーの大きさで猫よけの重要度も分かります。入口すぐに特設コーナーができていたら要注意。そのホームセンターから500m以内は野良猫パラダイスです。
私の家の最寄にある『バローホームセンター』でも猫よけグッズが大量販売されています。
ガーデンバリアミニはもちろん、スプレータイプの猫よけ装置まで完備。棚の一角が特設コーナーになっています。
チェック② 畑・水田の有無
畑・水田の多い地域も猫が多いです。
理由は『エサが豊富』だから。野良猫は餌付けだけで生きているわけじゃありません。
- スズメなどの小鳥
- トカゲ、虫
- ネズミ・ゴキブリ
- カエル
を食べます。
水田が多ければカエルと小鳥が大量発生しますよね。それを猫が食べます。
チェック③ 女性と高齢者の比率が高い
猫に餌付けする人は圧倒的に女性と高齢者が多いです。
猫に餌付けをするのは『寂しい』から。
一人が寂しかったり、子どもが独り立ちして『愛』だけが心に残っている人がペットを買います。猫に餌付けするのとペットを飼うのは同じ心理です。
子犬の可愛さは、明らかに、幼児を養育・保育する人間の本能が、幼児に似た目鼻立ちやからだの動きをもった子犬に対しても解き放たれるからだと考えられる。ペット飼育率が50代で最も高くなるのも、子育てがほぼ終了した後に、余勢を駆って子育て本能がペットに向かうからではあるまいか。
引用 ペットの愛好率・飼育率
餌が多ければ猫は増えます。なので、一人暮らしの30代女性・50代以降の夫婦が多い地域は猫の数が増えると言えます。
チェック④ 土地の広い家が多い
土地の広い家が多いと野良猫の数が増えます。
というのも、餌付け者には2パターンあるからです。
- 堂々と餌をやる
- こっそりと隠れて餌をやる
前者の場合は公園や家の敷地内で野良猫に餌をやります。『自分は正しいことをしている』と思って餌付けしているので、地域でも問題者扱いされます。
後者は悪いことをしていると分かっていながら野良猫に餌をやります。
庭の隅でこっそり与えていたり、早朝や深夜の人が寝ている時間を狙います。
庭の無い家だとこっそり餌をやることができませんよね。だから土地の広い家が多い地区の方が野良猫の数が増えやすいです。
チェック⑤ 猫よけグッズを設置している家がある
ガーデンバリアミニやトゲトゲシートを見かけたら間違いなく野良猫がたくさんいます。
というのも、野良猫の1匹2匹ならそんなに問題にならないんですよ。
猫はトイレにする場所を決めてます。1匹なら被害に合うのも1件だけ。地域全体が猫よけする必要はありません。
猫よけグッズを設置している家が5~6件あったら間違いなく野良猫被害に苦しむ地域です。
我が家の地域は5件が猫よけグッズを設置しています。隣の家が猫屋敷だからです。超音波器だけでなくトゲトゲシート・自動スプレーまで導入してます。皆さん本気です。
チェック⑥ 地域猫活動をしていない
飼い主のいない猫の数を減らす『地域猫活動』をしている地域は徐々に野良猫の数が減っていきます。
野良猫を去勢したり、子猫を里子に出すためです。
ただし、お金と人が必要なので地域猫活動をしていない地区の方が多いですね。
メリットデメリットなど詳しく知りたい方は『【猫よけがしづらい】地域猫問題とは『愛猫家に注意』』をご覧下さい。
-
【猫よけがしづらい】地域猫問題とは『愛猫家に注意』
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2.野良猫の数が多い土地にありがちなこと
次に野良猫が多い地区の空き土地にありがちなことをお話します。
私の購入した土地も以下のような特徴がありました。
- 猫が土地で昼寝をしている
- 近くを通ると異臭がする
- 猫の糞がある・晴れなのに地面が濡れた場所がある
①猫が土地で昼寝をしている
いつ見ても猫が必ず昼寝をしていました。
空き地なので日当たりがよく、猫の絶好の昼寝スポットになっていたためです。野良猫全体の昼寝場所になっていたらしく、縄張り争いでケンカをしている様子もありませんでした。
②近くを通ると異臭がする
土地の近くを通ると異臭がしました。
異臭の正体は猫のマーキング。畜産センターのような獣臭がしました。
私と不動産営業の方が土地の下見をした時に、
「何か臭いますね・・・。何でしょうね。」
という会話をしたことを覚えています。
③猫の糞がある・晴れなのに地面が濡れた場所がある
猫が昼寝をしている場所では無い部分・・・土地の奥の方に糞がありました。
糞は干からびていて化石のようになっているものと、まだホカホカの物の2種類。
プラスで、土地周りの境界を区切っているブロック部分に濡れた場所がありました。その日は晴れで地面も乾いています。
臭ってみると獣のような臭いがしました。正体は猫のマーキングだったんです。
猫の多い地域の空き地は猫の重要なスポットになっています。
人には狭い土地でも猫には大きな空間。私のように一部がトイレで一部が休憩所になっている可能性があります。
遠くからザっと見るだけではなく、四隅までしっかり確認しましょう。雨の翌日ではなくて、天気の続いている日のチェックをオススメします。臭いで猫被害が確認できるためです。
3.野良猫が20匹以上の土地を買った実体験
以下、実際に猫が多い地域の土地を買った私の実体験・経験談になります。
①常時2~3匹の猫が会議をしている
何度か土地の下見をしましたが、その都度違う猫が昼寝をしたり会議をしていました。
既にお話したとおり「ケンカ」はしていません。(縄張り意識の強い猫なのに不思議だなと思ってました。)
ケンカの無い理由は横の家が猫屋敷だったから。そこで餌をもらったり、寝床が確保されているので『休憩所扱い』されていたんですよね。
だから私の土地は猫にとってのオープンスペースでした。
②工事開始時から猫の糞の数が増える(1日6つ)
工事が開始され、人の手が入るようになってから野良猫の行動が変わります。
昼寝をする猫がいなくなり、猫の糞・尿・マーキング被害が増えました。多いと1日6つ以上の糞をされる状況です。
大工さんからも、
「お兄さん。ここは猫が多いね。糞も気になるし・・・ちょっと気をつけた方が良いよ。」
とアドバイスされるレベル。
大工さんと相談して、予算の許す範囲内で木製フェンスで猫屋敷のある方面をガードしました。
③猫よけ完了に1年以上かかる
家が建ってからも猫の嫌がらせは終わりませんでした。
さすがに家の中にまでは入ってきませんでしたけど、隣家との境界付近や庭は糞だらけ。1年以上、5万円以上の予算を使ってようやく猫よけを完了できました。
※その時に使った猫よけグッズが『猫よけ対策グッズランキング!即日効果のあった厳選ベスト5』でご紹介しているものです。これから猫よけを考えているのなら必読です。どうぞお役立て下さい。
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猫よけグッズランキング!即日効果のあった効果絶大ベスト5
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猫の多い地域の土地を買いたいあなたへ
「猫が多いのを承知で土地を買おうと思ってます。猫なら猫よけすれば対策できますので・・・。」
とお考えのあなたへ。
猫に苦しんだ私からアドバイスがあります。以下の方法をお試し下さい。家を建てている段階なら、猫よけがメチャクチャラクになります。
- 住宅メーカーの担当者に猫よけグッズ設置(及び購入)を依頼する(このくらいのサービスなら対応してもらえるはずです。)
- 家の周囲を高さ2mのフェンスで覆う。木製フェンスなら結構安いです。
- できるだけ砂利を使わない
家を建てる段階で猫よけ対策すれば無駄な出費が無くなります。猫被害に苦しむ期間も減りますし、侵入口を減らせるので対策も簡単。
後は『初めて猫よけをする初日に取り組んで欲しい2つのこと』をご覧いただいて、1週間で猫よけを完了してしまいましょう。
まとめ
土地の注意点のほとんどが『大きさ』や『家が建ちやすいかどうか』『近所にあやしい人はいないか』で終わってしまいます。
猫被害って土地選びそのものに関わる大きなポイントです。ご近所問題にも発展しますからね。
あなたも当記事のチェック項目を使って『猫の少ない地域』を選んでください。
特にこれから子どもを作る方は必見。野良猫って退治に悪影響を与える寄生虫もってますからね。
以上、「野良猫の数が多い地域と少ない地域の違いについて『簡単チェック』」という記事でした。
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