「野良猫の糞尿被害に困っている。対策も考えたいんだけど、何をどうして良いか分からないのが現状…。方法があれば教えて欲しい。」
という疑問にお答えします。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。隣が猫屋敷で1年以上猫よけの研究を続けてきました。
野良猫の被害を我慢すると「一生、野良猫の糞尿掃除」をすることになります。必ず猫対策が必要です。
当記事の内容はこちら
- 野良猫の被害を我慢してはいけない5つの理由
- 野良猫の糞尿対策『正しい手順を解説』
「野良猫の寿命は短いしそのうちいなくなるだろう。」と思ってもダメ。親猫から子猫へあなたの家が『トイレ』だと教育されています。
猫は縄張り意識の強い動物なので戦って勝つしか無いのです。
その方法もあわせて解説します。
1.野良猫の被害を我慢してはいけない5つの理由
- 猫が媒介する病気にかかる危険がある
- 猫の糞尿被害ストレスによるうつ病
- 猫好きな隣人のトラブルによる事件
- 野良猫の糞尿被害からマイホームの夢の断念
- 野良猫による車のトラブル
上記5つです。
野良猫の糞尿被害を『臭いだけ』と思ってはいけません。あなたの人生そのものを台無しにする危険があるんです。
理由① 猫が媒介する病気にかかる危険がある
- トキソプラズマ症
- Q熱
- ねこひっかき病
- 狂犬病
のように、野良猫は危険な病気を持っています。
①-1 トキソプラズマ症
寄生虫の一種です。
成人には無症状ですが、妊婦が感染すると胎児に移行し、死産や先天性の病気につながります。猫の糞尿から土壌にうつり、庭作業中に人に感染する恐れがあります。
①-2 Q熱
ダニを媒介し、人に感染します。
インフルエンザのような症状を起こし、肺炎症状や肝機能障害を引き起こす可能性があります。
①-3 ねこひっかき病
猫が持っているバルトネラ菌が人に感染すると起こります。
発熱・リンパの腫れが現れます。猫にひっかかれたり、噛まれると感染します。特に子供は猫を触りたがりますので注意が必要です。
①-4 狂犬病
犬が媒介すると思われていますが、猫から感染する可能性もあります。1度症状が起きた場合、致死率はほぼ100%です。
理由② 猫の糞尿被害ストレスによるうつ病
猫の糞尿被害は継続するので大きなストレスになります。特に女性は『うつ病』『ヒステリー』の原因になります。
猫の糞尿被害により精神的余裕がなくなってケンカが増えます。
猫被害によるイライラが原因で家庭が崩壊することもあります。
理由③ 猫好きな隣人のトラブルによる事件
猫は餌を与える人がいなければ数を減らします。
猫に餌をやる隣人に注意をし、その人が刺されて死んでしまったニュースが報告されています。
それも1件や2件ではありません。
<殺人未遂>飼い猫トラブルで隣人刺す 70歳男逮捕…大阪
7月27日11時53分配信 毎日新聞飼い猫を巡るトラブルで苦情を言いに来た男性を包丁で刺し、全治2週間のけがを負わせたとして、大阪府警は26日、東大阪市、無職の容疑者(70)を殺人未遂容疑で逮捕した。調べによると、中田容疑者は同日午後10時半ごろ、同じアパートに住む男性(54)の右胸を、自宅にあった包丁で刺した疑い。
理由④ 野良猫の糞尿被害からマイホームの夢の断念
野良猫が庭を台無しにするのでオシャレなカフェ風な庭を作れなくなります。
なぜなら、猫は糞尿をする際に土を掘り起こすから。
家庭菜園や花を作る土はフカフカなので、猫はトイレができたと思って喜びます。トイレついでに苗や花を根っこから掘り起こしてしまいます。
猫被害があると、
- 玄関や庭に花を置けない
- トゲトゲシートや猫よけグッズを配置しないといけない
ので、マイホームの景観を崩してしまいます。
理由⑤ 野良猫による車のトラブル
- エンジンルームへの侵入
- マーキングによる錆び・臭い
- 爪とぎによる傷
などの車被害が起きます。危険なのはもちろん、修理・対策にお金がかかります。
2.野良猫の糞尿対策『正しい手順を解説』
- 野良猫の糞尿を掃除する
- 別の臭いを付ける
- 野良猫が入って来れない空間を作る
- 侵入口が残った場合に猫よけグッズを設置する
この流れが必要です。
手順① 野良猫の糞尿を掃除する
猫が縄張り意識の強い動物であり、縄張りを臭いで示すためです。
臭いが付いているとコンクリートだろうがトゲトゲシートだろうが、その上で猫は糞をします。しっかり清掃して糞尿の臭いを取り除きましょう。
身近なアイテムだと重曹が臭い消しに有効です。
手順② 別の臭いを付ける
清掃した後は別の臭いをつけて『違う動物の縄張り』だと野良猫にアピールします。
猫よけは野良猫のしつけです。
猫は学習能力が高い動物。それを利用して野良猫に縄張りを諦めさせることが必要です。
短期間での臭い付けには忌避剤が有効です。
手順③ 野良猫が入って来れない空間を作る
物理的に侵入を防げば野良猫被害はなくなります。
逆に言えばフェンスゼロの家は何をどうしても野良猫の糞尿被害が発生します。外構業者と相談して野良猫対策になるフェンスを設置しましょう。
値段は高いものの劇的に効果があります。
手順④ 侵入口が残った場合に猫よけグッズを設置する
フェンスで防ぎきれなかった侵入口に猫よけグッズを設置して猫の嫌がる空間を作ります。
効果のある猫よけグッズは『猫よけ対策グッズランキング!即日効果のあった厳選ベスト5』という記事でまとめています。
まとめ:野良猫対策はほぼ必須です。
当ブログでは猫の習性から撃退グッズまで様々な猫よけ情報をお届けします。
猫を理解することで、
「ペットボトルは意味が無い」
「トイレ部分をコンクリートにしても効果が無い可能性がある」
ことが分かるようになります。
本来ならあなたが悩む必要の無い問題ではあります。しかし、猫被害に悩まされ続けるより、猫対策をした方がスッキリします。一緒に猫対策をしていきましょう。