新築中の家を下見したら猫の糞を発見!
その臭いと汚さに驚き、
「庭を砂利かコンクリで敷き詰めようかな。」
と考えてはいないでしょうか。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
猫は縄張りに執着する生き物なので、トイレと決めた場所で糞をし続けます。
砂利だろうがコンクリだろうがします。
しかし、隣家が猫屋敷の私が1年間猫糞との戦いをし続けたところ
「糞をされやすい庭の素材」は存在する
ことが分かりました。
今回はコンクリートと砂利のどちらが猫のトイレにされやすいかを詳しくお話します。
既にお話した通り、どんな素材でも糞はされます。
でも、糞の処理のしやすさ・糞の頻度などの違いが出ます。どうぞご覧下さい。
1.猫よけには砂利よりコンクリートがお勧め
結論から言うと
砂利はダメ
です。
猫は習性から糞を隠そうとします。
なぜ隠すかは理由が分かっていませんが、臭いを消すことで自分の存在を消し、他の動物から身を隠すためと考えられています。
小さな穴を掘り、そこに糞をします。その糞を隠すように土をかぶせます。
砂利がダメな理由はいくつかありますが、まず砂に似ている点がダメ。
猫は母猫から色んなことを学びます。母猫が砂場をトイレにしていれば子猫もそうします。
子猫が成長し、縄張りに砂場が無ければ砂に近いものをトイレにします。
砂利は砂と同じように掘ることができますし、糞を隠すこともできます。猫の習性的に砂利はトイレに適しています。
①その猫の糞、本当に野良猫?
人に飼われている猫は家でトイレのしつけを受けます。販売されている猫のトイレは乾いた砂。砂の上で糞をすることを覚えます。
その猫が外にパトロールするようになれば、当然砂の上で糞をします。
先ほどもお話したように、砂が無ければ砂に近いもの。砂利の上で糞をします。
飼い猫と野良猫の糞の見分け方
飼い猫は栄養がバッチリなので糞が大きめです。臭いもキツイです。
野良猫は栄養が足りないため糞が小さめです。緩めの糞も多いです。
②砂利は猫の糞の後処理が大変
猫よけは糞を取り除き消臭することから始まります。
コンクリートの場合はスコップ等で糞を拾い、水をまいて掃除できます。砂利の場合、糞のついた砂利を全て捨てなければいけません。
ウェットな糞の場合はより処理が大変になります。
③コンクリートを猫よけに使うメリット
コンクリートの上でも糞はされます。
しかし、私の経験ですが3m以内にフカフカの土(花壇用の土など)や砂場・砂利・赤土があるとコンクリートよりも優先して糞をします。
猫が縄張りの中でもっとも『トイレに適した場所』をトイレにするためです。
コンクリートは掃除がしやすく衛生的に砂利よりお勧めです。糞のあるなしも確かめやすいので、猫よけをしやすい素材なのは間違いありません。
コンクリート部分と砂利部分を作り、砂利部分に超音波機を設置するなどして猫よけに役立てる方法もあります。
土と砂を無くして猫よけをする方法も読まれています。
1週間で猫よけ特集の3日目の記事になります。
関連記事 猫よけ3日目。猫のトイレになる『土と砂』を無くす2つの方法
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2.猫よけに適している庭の素材とは
コンクリートでなくても、
硬い素材
ならトイレにされにくいです。
具体的には、
- レンガ
- ブロック
- タイル
- 枕木
です。
特にレンガやブロックはコンクリートより安価に済む可能性があるのでお勧めです。
足の踏み場が無い素材もお勧め。大きな石を並べておくだけでもその場所は糞被害を抑えられます。
①土の代わりに使える猫よけの庭素材について
庭をコンクリートにすると味気無いですよね。
特に北欧系の住宅は『土』を使った庭がポイントになります。土の代わりに使えて猫よけに適している素材があれば最高です。
土の代わりに使える猫よけの庭素材は『防草土』。
見た目が土そっくりなのに非常に硬い素材です。水も通します。
大型のホームセンターなら販売されています。
施工方法は『庭にまいて水をかけるだけ』です。
数日後にはレンガのように硬くなります。猫に糞をされても掃除がしやすくお勧めです。
防草土(防草砂)の施工方法などはこちらの記事をご覧下さい。
私がDIYした内容をまとめてあります。
関連記事 猫の糞被害を抑える『砂』の代わりの庭素材がこれだ!
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②芝って猫よけに使えるの?
庭素材の定番『芝』も猫のトイレになりやすい場所です。
しかし、土や砂に比べれば猫に糞はされません。根がしっかりしているので掘り返しにくいからです。
ちゃんと刈り込めばトゲトゲシートのような猫よけ効果があります。
定期的にスプリンクラーで水をまけば猫が寄り付かなくなります。
猫が水嫌いな理由
猫は水が苦手です。体温調整機能がほとんど無いため、水で体温が奪われるためです。
特に冬場は体温が下がり命に関わります。だから猫は水が大嫌いです。
私も庭に芝を張りました。
芝を張った直後は写真の通り『短い状態』です。
これでは猫は侵入します。
猫よけ超音波器などを併用して、猫が入りづらい空間にしておきましょう。
芝を使った猫よけはこちらの記事をご覧下さい。
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猫の糞対策に庭を芝にするメリットとデメリット
当ブログで厳選したお勧めの猫よけグッズベスト5はこちらです。
関連記事 猫よけ対策グッズランキング!即日効果のあった厳選ベスト5
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まとめ
玄関のポスト付近に色の付いたオシャレな玉砂利を敷き詰めたのですが、見事に糞をされました。1袋700円もしたのに・・・。
猫に何度か糞をされただけで全て無くなりました。
猫の糞はあなたを長く苦しめます。
そうならないよう、家を建てている段階で猫の糞を見つけたら早期対処をお勧めします。数十万かかっても構いません。数年間猫よけをすると同じくらいの価格になるためです。
お金があれば砂利やコンクリート等の庭素材に悩むのではなく、フェンスでぐるっと囲ってしまうと良いですよ。物理的に入って来れない状況はベストです。