「野良猫に車を傷つけられた!」
「ボンネットの上に猫の足あとが・・・。」
と、車の猫被害にお悩みでは無いでしょうか。
猫よけブログ野良猫撃退SOS!です。
車に傷があるとガッカリしますよね。当然ながら、猫がボンネットに乗れば車は傷付きます。
ピカピカに洗車した次の日に足あとが付いていると怒りを通り越して憎しみまで覚えます。
しかし、、、
マイカーの猫被害は深刻です。なぜなら、あなたの命を脅かす可能性もあるからです。
当記事では車の猫被害が危険な理由と、車の猫よけ方法を詳しく解説します。どうぞご覧下さい。
1.車の猫被害が本当に危険な理由
車の猫被害は以下の4点に分けられます。
- 引っかき傷
- 猫を巻き込む事故
- 足あとなどの汚れ
- 糞尿による臭い
どれも大きな被害ではありますが、特に深刻なのが引っかき傷と巻き込み事故です。
それぞれの猫被害に関して詳しく解説します。
①猫の引っかき傷によるタイヤのパンク
猫は爪が伸びますが、人間のように切ることができません。
そこで、硬いもので研ぐ必要があります。
これが「爪とぎ」です。
基本的には木で行われるのですが、対象が木以外のものになる可能性があります。
対象物が車の場合、タイヤに爪とぎをする可能性があります。
教えて!gooでもこのような質問がありました。
いま住んでいるアパートの駐車場に野良猫が住みついています。
その猫がよく、車のタイヤで爪とぎをするんです。
そのせいでパンクするんじゃないか、パンクしやすくなるんじゃないかと不安なのですが、心配しすぎですか?
タイヤに引っかき傷ができれば、タイヤが劣化します。運転中にバーストする危険もあります。
タイヤは基本的に丈夫なので簡単にバーストすることはありません。
しかし、何度も引っかかれることで傷が深まる恐れがあります。
②エンジンルームで休んでいた野良猫を巻き込む事故
猫は狭い場所に入り込む習性があります。
車の場合、車の下とエンジンルームが対象になります。
車の下の場合は車に被害が及ぶ危険はありません。問題なのがエンジンルームです。
yahooの知恵袋でこんなことが書かれていました。
発進してゴトゴトって音がして鳴き声が聞こえました。ハンドルが利かなくなったのでJAFに連絡して、猫を巻き込んだことを伝えました。
エンジンルーム内に猫がいます。この状態で発射すると猫を巻き込みます。
エンジンが故障してハンドルが動かなくなり事故をする危険があります。
エンジンルーム内で糞尿された場合もエンジンが傷む原因になります。
エンジンルーム内で猫を巻き込むとあなたの命に関わります。
③ボンネットの上に猫が乗り、足あとが付く
野良猫の足の裏は汚れています。
猫はキレイ好きですが、足の裏まで対処をしないためです。
猫が車の上を歩けば足あとが付きます。
猫の足汚れには『砂』『土』が含まれますので、丁寧な洗車をしないと車に傷が付きます。
また、あなたの車がブロック塀の近くに駐車してある場合は要注意。
猫が高い場所からボンネットに飛び乗ると『車がへこむ危険』があります。
カーポート外れた部分に駐車するのも注意が必要です。カーポートの上から猫が飛び移る可能性があります。
④猫の車に対するマーキング行動・糞尿被害
猫は縄張り意識の強い動物です。
あなたの家が猫の縄張りだった場合、あなたの家の物全てが猫のもの。
と考え、マーキングの対象物になります。
猫の尿は『塩分』が含まれるため、車のサビ・塗装ハゲの原因になります。
猫の糞は寄生虫が混じっている危険があります。
猫の糞尿は臭いはもちろん、様々な危険があります。せっかくの新車に塗装ハゲができると悲しいですよね。
2.車の猫よけを成功させ、猫被害をゼロにする5つの方法
車にどんな猫よけができるのかをお話します。
ポイントは、車に被害を与えるような猫よけグッズは使えないという点。
車を傷つけず、猫だけ寄せ付けない方法が求められます。
今すぐ簡単に実行できる方法から、グッズを使った徹底的な猫よけまで具体的にお話します。
①車を駐車する向きを変え、猫が好まない状況にする
猫が車を好む理由が、
- 狭い場所がある
- 暖かい
- 高さがある
の3点です。
南向きの駐車場でボンネットを南向きにして駐車すれば、ボンネットの上で猫が休憩するようになります。ボンネットはエンジンルームに近いため、猫が侵入する可能性が高くなります。
そこで、駐車向きを変えましょう。
車を頭から突っ込む形で駐車すればボンネットは北側です。
もし、猫がボンネット側じゃない場所で休むようになっても、エンジンルームに侵入される危険は減ります。
②猫よけ超音波器を設置する
猫だけが嫌がる周波数の音波を出すことで猫よけをする『猫よけ超音波器』が販売されています。
これなら車を傷つける心配がありませんし、車全体を守ることができます。
私は『番人くん』という猫よけ超音波器を使って猫よけをしています。
ただし、設置には注意が必要です。
- 車が大きい場合、カーポートから吊るして使用しないと効果が薄い
- 猫により効き目が違うため『周波数を手動で設定できるタイプ』を使う
- 人も感知して作動するため、1シーズンに1度の電池交換が必要
他の猫よけグッズに比べてコスパが高く、面倒が無いためオススメです。
車の猫よけに大きめの初期投資をしても良いと思っているあなたはお試し下さい。
私が使用している猫よけ超音波器のレビューはこちらです。
関連記事 【猫の糞に悩んだらコレ】猫よけブログ管理人が実際に購入した超音波器がこちら
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③車の下部まで覆うカバーで猫を物理的に寄せ付けない
こんな感じで車の全体を覆うタイプのカバーがあります。これを使うだけで猫の引っかき傷+汚れを防止できます。
あなたの車のサイズより大きめのサイズを買い、カバーをかぶせた後に余った部分に重石を置けば車の下に猫が入り込むことも防げます。
猫は爪とぎの際に
- 引っかかりのある物
- 縦に筋のある物
を好む傾向があります。
カバーを使えば触る面はツルツルしますので、爪とぎをされる可能性を減らせます。
Amazonだとこちらの製品がオススメです。
- 大きめのサイズ
- ナイロン製で表面がツルツルしている
- 紫外線対策など、カバーとしての機能が充実している
④猫よけ忌避剤を車の下に設置する
柑橘系・ハーブの香りを出す忌避剤をサランラップに乗せて、車のボンネット下に設置しましょう。
(お皿に乗せると車でひいてしまう危険があるので止めましょう。)
猫よけ忌避剤は雨で臭いが無くなってしまう欠点があります。しかし、車の猫よけには適しています。
- 雨に打たれないため、忌避剤の効果が長持ちする
- 車下、エンジンルームをガードできる
猫は車の下で雨宿りをします。
車の下を猫の嫌いな臭いでガードしておけば、どんな日でも猫から車を守れます。
猫よけ忌避剤は私が実際に実験をしています。
オススメの忌避剤も合わせてご紹介しています。
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猫よけの臭いがする薬剤(忌避剤)の効き目を実験した結果
猫の糞尿・マーキングの臭いは重曹で消すのがお勧めです。
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⑤乗車前に猫を追い出すためボンネットを叩く
エンジンルームに入っている猫は見えません。また、出勤時は心に焦りがあるため、猫の物音も気がつかない可能性が大です。
そこで、乗車前にボンネットを軽く叩きましょう。
猫は警戒心が強い動物なので、人の気配を察知すれば直ぐに逃げていきます。
「いつも玄関で野良猫が昼寝をしている。」
「マンションのベランダに野良猫の足あとがある。」
こんな心当たりのあるあなたは要注意。車が猫の昼寝場所になる危険があります。
まとめ
私の家の周りでもご近所さんの車の上に猫が乗っています。
「猫が好む車に共通点は無いだろうか?」
と観察していると『南側に車を停めているご家庭』に集中していることが分かりました。我が家は北側に車を停めているため、この4ヶ月間で1度しか乗られていません。
猫にとって車を居心地の悪い空間にすることが大事です。
そういえば、
「車の上にトゲトゲシートを設置したら猫が来なくなったよ!」
という人がいました。その発想は無かったw
本気で猫よけをしたいあなたへ。
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