マイホームの猫対策を考える場合、猫の縄張り意識の強さがポイントになります。「コンクリートにすれば絶対に大丈夫!」では無いのは、猫が場所に執着するためです。しかし、庭の素材も猫対策に一定の効果を与える場合があります。
また、猫の習性を元に猫の嫌がる庭を作ることも大切です。
砂利
猫の糞尿被害が無くなった場所に砂利を敷いたり菜園をしても大丈夫なの?
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砂利は猫に取って何の対策にもなりません。砂と同じように、糞を隠すことが可能です。肉球に不快感も無く、土より水はけも良いためデメリットの方が大きいです。
フェンス
猫が物理的に入って来れなければ猫被害はありません。正しい大きさのフェンスを設置する事で効果的な猫対策が可能です。自力でも1m以上のフェンスを簡単に設置できるキットも販売されていますので、下手な猫対策グッズを購入するよりもお勧めです。
コンクリート
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冒頭でお話した通り、コンクリートは猫対策の決定的な素材になりません。猫が場所に執着するためです。しかし、コンクリートならではの一定の効果も期待できます。あまりに土や砂利の上に糞尿があるのなら、被害を弱める効果は期待できます。糞尿を洗い流しやすいので、処理が楽になるメリットもあります。
芝
芝は猫対策にならないと考えられていますが、そんなことはありません。正しい使い方をすれば効果的な猫対策になります。しかし、芝を張るだけで効果があるわけではありません。放置した場合は猫を呼び寄せる素材となってしまいます。
防草砂
カフェ風住宅など、どうしても庭の素材に『砂』を使いたい方は防草砂を使うことで猫対策が可能です。
ハーブ
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忌避剤のほとんどの香りが柑橘系・ハーブであることから、ハーブを植えることも猫対策になると言えます。しかし、正しい植え方をしないと猫対策どころか、猫のトイレになる危険もあります。
ウッドデッキ
残念ながら、ウッドデッキは猫を呼び寄せる道具のようなものです。猫にとって快適な昼寝場所だからです。正しい対処法を行わないと野良猫の居場所になる恐れがあります。
生ゴミ
もしかして、生ゴミを外で保管していませんか?
生ゴミは虫やネズミを呼び寄せ、それ目当てで野良猫もやってきます。生ゴミと野良猫の関連性を知り、正しい対処を行いましょう。
玄関
野良猫の被害は糞尿だけではありません。猫の姿を見るだけでも精神的ストレスになります。家の顔でもある玄関が猫の縄張りであるようなら、あなたの家は全て猫の縄張りです。早期に対策をしましょう。
0円の猫対策
お金を掛けない猫対策もあります。時間は掛かりますが、猫なんかにお金を使いたく無い!という方は是非ご覧下さい。
家庭菜園
猫よけグッズの中には花や野菜に影響のあるものがあります。猫の糞には寄生虫が居る可能性があるため、家庭菜園に猫対策は必須です。植物に影響の無い猫対策を考えましょう。
近所の飼い猫
飼い猫は人慣れしているので、猫よけのアプローチが違います。間違っても飼い主に注意をしてはいけません。ご近所トラブルの元になります。